E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

「新しいみんなの公民」もあかんかった(3)

 この教科書も「-歴史」と同様、日本人をムリから持ち上げようちゅう姿勢が強く伝わって来る。ほらまあ他国の国旗をテレビカメラ回っとる前で平気で燃しよる中国や韓国やらの連中よりは蛮性は低かろうとは思うがの。比べる相手が低すぎるてか。




 和歌について、「天皇や貴族だけでなく防人など庶民の和歌も多く、日本の国民性の高さを示す一例」て言うけどな、うっとこの近所の町内会で歌会やっとるやなんてことあらへんし、俳句をひねるんかて一部のじじばばぐらいやないのんけ?一斑を見て全豹を卜するの好例やろうよこれ。




 大体、今日日の中高生の大半は俳句や和歌の類に興味を示せへんやろうから、国語の先生も苦労しとるこっちゃろうとは思う。せやけど、ここで言うことやないんやろうが、今の国語や古典の授業では、中高生がこれらの文化に興味を示すようになるとはとても思えん。ほなどないしたらエエんやろか。




 ここは思い切って、狂歌・江戸の古川柳・柳多留・破礼句(エロ川柳)の類を教材にすることを提案したい。織豊時代の大盗・石川五右衛門は京三条河原で釜茹での刑に処せられたとき、




 石川や浜の真砂は尽くるとも世に盗人の種は尽きまじ




と詠んだと伝えられるが、ここに




 五右衛門は生煮えの時一首詠み




の一句を添えれば、少しは中高生の興味を惹くこともでけるんではあるまいか?




 バレ句やったら、奈良・橿原の久米寺の創建(開基は厩戸皇子の同母弟来目皇子か)と伝えられる久米仙人の伝説なんかでや?久米川で行水(洗濯との説もあり)しとった女のナマ脚に興奮して落って来たエロ仙人を詠んだエロ川柳やが、こんなんでも一応は教養人、少なくとも好事家の嗜みぐらいにはなるんちゃうけ?(つづく)