E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

真に地方経済発展のための公共事業を探る(1)

 今日(12日)もまた、「や○きの委員会」でわしの一日が始まった。それ見てて、地方の経済がホンマに発展するような公共事業ちゅうのんはどんなんかを、足りん頭絞って考えたい思う。


 自民党のほざいとる「国土強靭化計画」なんか耳傾ける価値ゼロや。あんなんホンマにやられて見ィよ、「ここは大津波でえらい目ェあったとこやさかい、100メートルの高さの堤防要んなあ」ちゅうて、三陸海岸の景観わやくちゃなってまうがな。いやそれよりも、10年間で200兆言うたら年間20兆やんけ。トミーズの雅やないけど、豆腐20丁ちゃうぞ。国税収入が40兆ぐらいしかあらへんのにどっから財源持って来んねん?


 それにやな、この自民党は過去に事あるごとに「国土の均衡ある発展」やなんてお題目みたいに吐かしとったが、おのれらのやって来たことが都市と地方との格差を生んだことへの反省が微塵も見られへんやないかアホ。どーせまた高速道路と新幹線こさえるぐらいしか考えてへんのやろうが、この高速と新幹線こそが地方経済をワヤにしたことしらんのけおのれらは。


 瀬戸大橋が架かる直前に、当時、通商産業省四国通産局総務部長として備讃地域開発計画を進めてた小野五郎・埼玉大名誉教授は、「新たに高速道路や鉄道・新幹線が通ることで、その起終点や沿線では、大きい都市圏が小さい都市圏のオイシイとこを吸い上げてしまう。それを防ぐために、四国側の橋のたもとに商業と物流の拠点を設ける必要がある」と、アイスコーヒーをグラスに差したストローで吸い上げもって語ったらしいがな。「いんや、四国に観光客がようさん来てくれるようなるがな」ちゅうて小野氏のこの発言は半ばかき消されてんけど、蓋を開けてみたら小野氏の言う通りになった。高松都市圏の人は皆橋渡って岡山に買い物出て、四国にカネが落ちんようなってしもてんやんけ。これを「ストロー効果」ちゅうらしい。


 このストロー効果は全国各地で見られてて、東北道東北新幹線の開通によって潤ったんは首都圏と仙台都市圏ぐらいやそうや。おまけに、これらが開通してから首都圏とかの企業が地方に支店を設ける機会が増えたことで、地方の法人税収まで持ってかれてんねんから目ェの当て様もあらへん。山形新幹線山形市福島市の双方に地盤沈下を齎し、秋田新幹線で儲けたんは一人盛岡ばかりなり。


 批判ばっかしとっても地方は全然良うならん。わしも具体的な施策を示さんと、数少ないながらも読者に申し訳ない。それを次に書くことにする。(つづく)