E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

武田のおっさんは単なるアンチテーゼの人か(2)

 今日(17日)の「や○きのnoマネー」は武田邦彦・中部大教授を自然科学について無知な出演者全員でしばきあげるえげつない企画やったんで、オモロイことには目ェがないわしとしては、ついこのおっさんの応援をしたなるんやんけ。


 次は地球温暖化やけど、46億年の歴史の地球は、アイスボールちゅうて全面氷に覆われた時代もあれば、中生代や古第三紀みたいに極氷があらへんかった時期かてあってんやんけ(見たんか?)。原始地球と現在の地球では大気の成分がまるで違うやろうし、中生代には哺乳動物はそないにおらんかったから直接の比較はでけんが、新第三紀以降も氷河期と間氷期の繰り返しやってんさかい、温暖化を炭酸ガスとかの温室効果ガスだけのせいにすることこそ暴論に聞こえるど。


 エネルギーについてもせや。太陽電池こさえるのんにどんだけエネルギー使うかなんか、半導体をちょっとでも齧ったことある人やったら分かるやろう。それに、風力をメインにするやなんてとんでもない。90年代に津軽半島の先っちょに「龍飛ウインドパーク」建設されたとき、ヨーロッパの研究者が龍飛岬周辺の地形を見て、風の乱流成分が多いことを懸念しとったそうや。その懸念は不幸にして当たってしもたらしく、龍飛ウインドパークは10年そこらで閉鎖されてしもた。これは、風の乱流成分によってブレードが大きなダメージを受けたことが原因やろうさかい、地形が複雑な日本で風力が利用でける場所は少ない。


 最後は「タバコと肺がん」け。これも高校んとき理系数学で統計習った人やったら分かるこっちゃけど、千人に1人いうたら0.1%やさかい、こんなん無視してエエ数値に決まったあるやないかアホ。統計的推測に用いられる有意水準(危険率)は5%が標準的な値で、どんだけ小さくても1%に設定する。危険率を0.1%にしたらほとんどの統計的推測が否定されてまうことになんねんから、確率0.1%がめっちゃ低すぎることが分かるはずや。そんでのうても、肺がんの原因はタバコ以外にも自然界にウヨウヨしとんねんさかい、前提からしてムチャムチャな話や。これについてもオセロ中島同様に、日本人の洗脳を解く必要性を強く感じる。


 昔どこぞの番組(多分、こないだ亡くなった山口美江が出演してた「噂の達人」)で泉谷しげるが「バカヤロー添加物食え」ちゅうとったらしいが、自然のモンでなかったあかんちゅう前に、自然界にもトリカブトちゅう猛毒があることを認識する必要があるど。


 こないして見てみたら、武田のおっさんは単なるアンチテーゼ(反対命題)を唱えてる人とは思えんようなってくんねんな。人間には色んな視座が必要やちゅうことを再認識させられたんで、少なくとも世に害毒を流す人物やないんではないかっちゅうのんが正直な感想である。(しまい)