いつも通り、寝床近くの窓ガバ開けしとっても寝苦しい朝を迎えたが、わしが目ェ離しとるスキに、あきしゃめじぇんしぇん（故・福井敏雄調）が大阪上空を南下しよったらしゅうて、夜には秋なっとった。いや、ホンマはもっと早い時間に秋になっとったみたいや。気象庁のホームページで大阪のアメダス（ベタベタの大阪弁ではアメダスちゅうた具合に、「メ」にストレスかけて発音すんねんやんけ）見たら、一時飽和蒸気圧近くまで上がった湿度が４０％台まで下がっとんねんやんけ。これやったら、甲○園の高校球児もこれからは楽なるん違うかな。
何で今年の節気は前倒し前倒しなっとんのんかようわからんが、現象論的には、入梅が早かったら梅雨明けも早なって、実際の「処暑」も早なるみたいやな。山上たつひこ（龍彦）の「がきデカ」の「暑さも峠だおんせんこけし」「うちら夏バテでんでん太鼓」ちゅうのんを、何やようわからんが思い出したがな。今夜を境にずっと暑い思いして寝やなあかんことのうなるかどうかはわからんが、もしか、わしがまだ小中学生やったとしても、夏休みの宿題が捗りだすちゅうことはあらへんやろな。いまでもユーミンの「晩夏～ひとりの季節」を聴くと、あんときのいのきいやあんときの修羅場が思い出されておぞぞが走るわい。土壇場ならんと火事場のアホ力出ェへん性格はどないもこないもならん。
冬寒いのはかなんが夏暑いのんはもっとかなん。中部大の武田のおっさんは「温暖化した方がいい」とか言うとるけど、冬のコタツよりも夏のエアコンの方がサイフに堪えんねんど。誰ぞ早う、「ナノアンテナ」に使える、５００テラヘルツのサブミクロン波電流を整流でけるデバイスでも発明してくれんかのう。ほしたら、冷蔵庫で家庭の電気いこせるようなんねんけどのう。
