E-BOMBERのアホアホブログ

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省エネももっぺん考えてみるかのう(3)

 エコライドちゅう乗り物があるんは、わしもごく最近初めて知った。これは要するにジェットコースターを中・少量輸送に応用しようちゅうこっちゃな。


 ジェットコースターいうたら、ケーブルか何かで車両を引っ張り上げて位置エネルギーを蓄えて、下り坂を利用して一気に加速しようちゅうアレやな。せやけど、普段ののりもので加減速G・横G体験するんは堪忍して欲しい。短距離輸送が目的やねんから、あないに高速でいごかいでもかめへんねんがな。せやから、ほん少しだけ高いとこ上げて、緩斜面をゆるゆると加速さすみたいやな。自転車より速うて、バスよりも遅いてとこらしい。わしが個人的に導入して欲しいとこは、○神甲○園駅と、ららぽーと甲○園の間とかやな。


 この、ジェットコースターの特徴いうたら、電動機を車体そのものに搭載してへんから、車両が極めて軽量やちゅうこっちゃが、これが消費エネルギーの少なさ、建造費の低廉化、保守の省力化につながんねんな。ただ、分岐器(ポイント)の構造が複雑になるやろから、ループ運転が基本になるんが欠点やな。せやから、まとまった需要のある2点間の輸送か、ニュータウンとかを環状運転さすんに使うんが適当やと見られてる。


 わしもこれをいきなり長距離輸送に応用するんはムリやとは思うが、域内交通やインターシティぐらいには使えるんやないか?


 大体、鉄道にも省エネになるちゅうんで、「ジェットコースター」が部分的に使われてる。昔、ヤード(操車場)つこて貨物輸送してたとき、貨車をハンプから突き放したりしてたし、新幹線でも泉北高速でも、駅間にわざとアップダウンをつけてるんがそれやな。平坦線と緩い上り坂で加速するとき、粘着力の関係で双方の消費エネルギーに大差ないことから、上り坂で蓄えた位置エネルギーを下り坂で運動エネルギーとして吐き出すことで、エネルギー効率の良い加速を得られる。


 鉄道がジェットコースターのマネしとんねんさかい、その逆かてでけんかて考えるんがフツーやろう。コースターの利点である軽量のメリットを損なわんように、若干の重量増にはなるが、加速には上り坂に軽量リニアモーターをつけて、下りで加速する。駅はなるべく高いとこ上げて、停止や出発にも坂道を使う。これやと確かに省エネにはなるが、山岳路線とかでは上下線で速度が違てまう欠点があるし、現状では高速運転は期待でけん。せやけどそれをどないかすんのが技術屋の仕事やねんさかいの。直行貨物輸送にもこれ使えんかのう?でも、車両が軽いさかいムリやろな。むしろ、DMVつこた小口貨物輸送や宅配便の方が可能性あるやろう。


 交通機関の省エネ化のアイデアはもちろんこんだけにとどまらんが、書き出すとキリないんでこの辺でやめとくとして、次回は、照明とかに使う光源について書いてみたろう思う。(つづく)