E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

反核を言うんやったら徹底した節電やで

 30年以上昔のこっちゃけど、とある辛口評論家が「原爆」「水俣病(公害)」を取り扱った小説やルポルタージュ物は、水戸さんの葵の御紋であるから、駄作でも受賞の対象になりやすいてなことを書いとったが、恐らくそれは事実なんやろう。


 いや、別にわしには反核運動を茶化す意図など毛頭あらへん。前にも書いたが、小学生の頃、広島原爆資料館の展示物の写真見て衝撃受けたし、原爆がえげつない兵器であるちゅう認識は、手前味噌ではあるがそれを被爆者の方々とある程度共有でけてるんやないかと思うとる。国連事務総長や米駐日大使が広島の平和祈念式典に初めて参列したことはそれなりの前進を見せたとは思えるんやけど、安保理常任理事国は核保有を事実上許されとることや、オバマ米大統領核廃絶を訴える一方で、米軍がアフガン人の土地に劣化ウラン弾を撃ち込んで放射能汚染さしとる現実を見るにつけ、その空々しさを感じて取らざるを得んのである。専門的なことはようわからんが、核は保有しとるだけでも相当なコストがかかるらしいんで、財政難の米国は、核軍縮に舵を切ったそうや。


 大体、核廃絶やなんて気軽に言うが、核保有国も核保有数も少なかったときでさえ廃絶でけんかったんを、どないやったら廃絶でけるちゅうねん?繰り返し言うとくけどな、核の恐怖を知ってもらうこと自体を無意味とまでは言わんが、核のおっとろしさをナンボ声高に叫んだかて、核を廃絶するんは不可能や。反戦運動もまたしかりや。国家の意思は国民の意思の算術平均と違うし、そもそも外交・軍事は票にならへんのや。


 とは申せ、わしには核エネルギー推進論者の気持ちも、核武装論者の気持ちも、反核運動家の気持ちもある程度までやったらわかる。ちゅうても、「地球温暖化防止に原発」ちゅう意見には素直に賛同でけん。なぜなら、古第三紀漸新世以前は、地球は今よりももっと温暖である時期が長かったちゅうし、白亜紀以前に至っては、極氷があらへんかったそうやないか(←見たんか?)。温暖化に炭酸ガスが全く関係ないことはないやろうが、太陽活動とかの方がより効いてるのんと違うか?核武装論にしたかてせや。銃社会の米国では、銃は持てても撃ったらあかんし、核兵器かてそうなはずや。高木仁三郎(故人)によると、中部電力芦浜原発建設反対運動の最中、高木の原子力資料情報室分室から火ィ出て、運動家一人が死亡したが、これは「原発推進派」の意を受けたものの手ェによるとの推測もある。原発を巡るきな臭い話は嫌ほど出て来よるわい。環境利権に群がる「環境ゴロ」の存在もあるし、グリーンピースシーシェパードみたいな、言語道断の環境保護基地外まである。


 もしか、関電から「原発が嫌な奴は、1月に原発以外の発電所の月総発電電力量を関西の全需要者数で除した値までしか電気つこたあかん」て言われたらどないしょ?せやな、もしかわしが反原発やったとしたら、とりあえずは、家中の電球を皆LEDにするか。ほんで、ブラウン管モニタをLEDバックライト液晶モニタに換え、家電は皆消費電力の少ないのんを選んで、ガス冷房でも導入しますか。ガスの来てない部屋で暖を取るのは火鉢やけど、炭とかはホームセンター行かんと手に入らんのが邪魔くさいのう。金があったらエコウィルエネファームなんやろうが、そこまではムリや。燃料電池技術のさらなる低コスト化を期待しますか。