今日（５日）は恐らく、ネット上の世界では「ブログ中傷容疑、１８人書類送検へ」の話題で持ちきりなんやろな。ブログネタに困っとるわしとしても、これに飛びつかずにはおれん。しかしまぁ、芸能事務所も「元不良」やなんて、配慮に欠けとったわな。
どこぞの掲示板に書き散らかしとる連中は、この報道をどないな心持で見聞きしとるんかは知らんが、まず「匿名」であるんをええことに、同じ板におる人とかに対して「氏ね」だの、半角カナで「アフォ」だのと、管理人の削除を逃れる姑息な手段で誹謗・中傷を加えることは即刻止めるこっちゃ。詳しいことは法律の専門家に譲るとして、匿名で書かれた掲示板の書き込みであってもそれは法人格を形成するさかい、ヘタなことを書くと名誉毀損で訴えられんでー（親告罪やけど）。ましてや「殺す」なんて書いてみィや、脅迫になるに決まったあるやないかィ。
要するところ、「２ィ」のつくとこの住人には、いつも群れてるときに話す言葉と、社会的な存在である電子掲示板で使うべき言葉との使い分けすらでけん有象無象が多いんやな。おのれに自信を持つのんは結構なこっちゃけど、ネットの向こうには、自分よりもすごい奴がようさんおるいうことを常に想像し続けれる謙虚さも忘れたらあかんわな。アニメばっか見とって活字に目ェ通さんから想像力も働かんのやろけど。
今回の事件は、このブログ書いてるわしにとっても、改めて襟を正すべきええ機会になったわ。わしも時には個人的にそれはおかしいと思われた物事については反論を試みるし、時には怒りに我を忘れることかてある。せやけどわしは、「誤ったことを主張する人」とちごて、あくまで「誤った主張」に対して挑みかかる姿勢は崩したないし、ブログや掲示板でのうてもそれが当然の心構えやと思う。ただ、わしもここのブログとかで大ウソかますこともあるやろうけれども、怯んではおれん。書くことには最大限正確を期するべきことは当然のこっちゃけど、腰の引けたブログなんぞ誰が読んでもおもんないやろし、第一そんなんアメーバブログサイトのメモリ容量の無駄遣いやんけ。
送検される中には女子高校生もおるそやけど、ブログや電子板は玉石混交で、そんな中から真正で有益な情報だけをピックアップするんは、ある程度の知識と経験を要するのんは当然や。わしに言わせれば、ネットやケータイの世界は、大の大人もしくじるおどろおどろしいとこやねんさかい、高校生でもまだ早いっちゅうねん。電子辞書でたくさんや。
