E-BOMBERのアホアホブログ

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技術系国家試験をタダで受験できるようにならへんけ?

 先に、不況で大学に行かれへん優秀な人材をどないかしやんといかん、一定の国家資格を所持してる者に大学院受験を許してもええやないかと書いたが、世の中には国家試験の受験料すら出せん人もようさんおる思うで。いや、受験料だけやったらええで。せやけど、司法試験やの公認会計士やのめっちゃむずい試験やったら、テキストに参考書準備だけでもどんだけゼニかかるか想像もつかん。まあ、上の二つに司法書士弁理士とか取ったら、学歴のうても並みの大卒以上やろから別に考えんといかんわな。


 わが国は資源小国である以上、ええもんこさえたり、ええもんのこしらえ方を考え出したりすることで食うていかんと。せやから、今までどこにもあらへん新しいもん作り出せる人材の候補者の数は、多ければ多いほど結構なこっちゃな。それは、何らかの事情で大学行かれへんかった優秀な人を、資格取得をきっかけに引っ張り上げたることで増やせんのんとちゃうけ。そういう事情がある以上は、技術系の資格に余計力入れやなあかんわな。


 それがやな、わしも何回か技術系の国家試験受けてみて思うねんけど、法規とか実務に関する知識を問う問題が結構ようさん出題されとる資格もあんねんや。こんなんまだ職歴のあらへん十代の若い衆に意味あらへんわな。それに、あんまし若いうちに専門的な知識を要する資格を取るのも考えモンやしな。中3や高3が受けるやなんてとんでもない。もし将来電子・通信系目指す中学生やったら、せいぜい無線従事者の3アマ(第3級アマチュア無線技士)程度に止めといた方がええ。高校生なら電気通信の工事担任者のAI第三種でたくさんや。それ以上の資格はまあ一度試験問題を見て、数学や物理の勉強の必要性を感じてもうたら十分や。人によっては専門知識を先に頭に入れて成功する場合もあるやろけど、まず普通の人やったら高校までの数学・理科を完璧にしておいてからでなかったら、基礎のまったくあかん、どうしようもない技術者になるで(そんなんわしの周りにようさんおんねんけど、まず偉うはなられへんし、このご時世やったらリストラ候補生やわ)。


 電子通信系の資格の最高峰やいわれる「電気通信主任技術者」を例に取ると、「法規」と「設備管理」に実務に関係した問題が特に多い。そこで、これら2科目を除けた「システム」と「専門」のみ合格した者を「電気通信主任技術者補」とするのも一つの手ェではあろうの(第一級陸上無線技術士にも申請によって同じ資格を与えることになるんかな)。実用数学技能検定(数検)は国家資格とは違うけど、基礎的資格として、世間の評価がもっと上がらんもんかのう。


 んで、これらの国家資格は無料で何遍でも受けれるようにする。金払うんは、合格して資格や免許を申請する段になってからや。できたら合格してから二、三年経ってからでも申請でけるようにする。そないしたったら、これまで受験に二の足踏んどった人も気楽に受験でけるようになるやろし、「実戦」をきっかけに勉強意欲に火ィつく人かて続出するんやあらへんか?数年で成果が出始めるし、技術立国を掲げつづけるならば、是非ともやってもらいたい政策や。