今年は開幕早々にG戦３タテを２度も喰らうか思たら、GWに快進撃をしたり、今日（１９日）にはCにも聖地甲○園で３タテかまされたりと、何とも浮き沈みの激しい○神ではあるな。
野球は生身の人間がやるこっちゃから好不調の波があるんは当然として、その波をどないかして受け流すことをマジで考えやんと強いチームにはならん思う。そこで今回は、チームのメンバーについての考察をしたい思う。まあ所詮はわしも単なるアホな○神ファンで野球のことは分からんのやけども、○神ファンは皆○神の監督のつもりで応援してんねんさかい許されてや。
野球は８割が投手で決まるとは野村克也氏の言なんで、まずは投手やな。○神は先発のコマがセの他球団に比べて揃ったある方で、好投したけども翌日に抹消されてまうことが多い。これは先発投手のモチベーションを保つには問題なしとは言えんやろうちゅうのが、わしの正直な感想や。今日までのシリーズみたいに、ローテ投手が打たれて負けても抹消されへんでは、一軍半の先発陣も納得でけんやろう。長い実績のあるメッセンジャーさんはいわゆる「投げたがり」やけれども、結果が出ェへんのやったた10日の休みを与えるぐらいのことはしてエエのやないやろか？つまりは「中十日」を織り交ぜたローテーションや。メッセ・西・秋山・岩貞・岩田・才木・青柳・福永・斎藤・ガルシアと役者の頭数は充足したあるんやから不可能ではあれへんやろう。
問題はむしろ野手の起用方にあるんやなかろうか。年間を通して起用した方が真価を発揮する選手は金本前監督や鳥谷さん、糸井さんなどの一部の選ばれた人材だけで、メンバーの固定に固執するさかいに毎年終盤に息切れするパターンから抜け出せんのと違うやろか？
思うに、毎試合フル出場さした方がエエ選手はほんの一握りで、後は、例えば「代打の神様」のように毎試合一振りに賭ける選手や、シーズン中の数試合や数十試合に集中して仕事をこなす選手の方が多数派なんやろう。捕手の岡崎君や外野手のハヤ太君がその好例で、俊介君のように接戦の土壇場で無類の勝負強さを発揮する選手もいてる。現在二軍で再起を目指す原口君は、交流戦の指名代打に定着してくれるやろか？
せやさかい、現在毎試合スタメン起用されてる選手の全員が毎試合パフォーマンスを存分に発揮でけるとは限らんて言いたいねん。今日スタメン起用の中谷君は固め打ちの傾向があるんでその典型かもしれんが、まだ断定はでけん。一方で、糸原君のように四球を選ぶ回数が多いとか派手さはナイけども毎試合ちゃんと仕事してる選手にこそファンは注目して欲しいのう。
つまり、毎試合スタメン起用して欲しい選手は現状では近本君・糸原君・糸井さん・梅野君とかで、大山君と中谷君はそれこそ日替わりの４番でもエエ思う。矢野監督としては大山君に４番として大成してもらいたい一心での連続４番起用なんやろうが、４番がなかなか決まらんかったここんとこのチーム事情からしても、４番に実戦での競争の場があってもエエように思う。ルーキーの近本君や木浪君はまだどういう特性の選手なんか分からん部分もあるんで現状のまま起用し続けながら探ることが現実的やろうな。北條君は去年終盤の活躍から数十試合まとめて起用したい選手の可能性が高そうやな。
ほんでから気になるんが、鉄人鳥谷さんの今後やな。まだ代打で結果があまり残せてへんみたいやけど、２代目の桧山さんかて神様なるまで長い試行錯誤の時を経ての襲名やってんから、焦らずにじっくりと代打の面白さを体得して欲しいの。
まだ消化試合は９９もある。適材適所に徹すれば、今までよりもエエ結果が出せるものと期待してるで。
