E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道(190)

今年(2019年)は中共建国70年ちゅう、「独裁国寿命70年」の節目の年であるんと同時に、世界一危険な土木構造物の「三峡ダム」が寿命を迎える年でもあるんやな。

 

この三峡ダム、一言で言うたら中国の土木技術水準からしたら過ぎたるモンで、黄万里・清華大教授(河川工学・水理学)は「こんなダムを造っても10年しか持たない」「極めて危険」と党中央に対して再三再四建造中止の意見具申を行うも、胡錦濤氏・李鵬氏の中共きってのテクノクラートの強い押しもあってかミヤコ蝶々いや鄧小平・中央軍事委員会主席(当時)はこの意見を黙殺し、その身の丈に合わんデカブツの築造を強行した。ほんで出来上がったんが2009年やねんな。せやから今年が三峡ダムの最期の年やちゅうねんな。

 

この世界最大規模の危険物、計画当初は「1万年に1度の水害をも防ぐ」て大風呂敷をひらげるにも程がある宣伝されとったらしいが、その後「千年持つ」「百年大丈夫」て次第にトーンダウンして行って、今では黄教授の主張する10年が長江沿岸住民の大っぴらな感想やそうや。グーグルマップで三峡ダム観たらその堰堤部分が過大な静水圧印加の効果からかおもっくそ歪んどって、いつ何時堰堤がカタストロフィック(破局的)なダメージ受けて決壊してもおかしないそうやないか。

 

それだけやなしに、ダム湖にめっちゃようさん湛水しとるからやろう、周囲の断層にも莫大な応力ひずみポテンシャルを溜め込むことなって、これがダム周辺地域の地震や地滑りを誘発しとるんやないかちゅう地震学者らの指摘がある。わしら日本人からしたら「こんなあむないとこ住めるか」て早々に引っ越しするとこやねんけども、生憎と中国には居住・移転の自由があれへんし、農民は農村戸籍で縛られたあるさかい、都市戸籍所持が必須条件のリーマンには簡単には転業でけん。

 

こんだけあむなっかしいダムやのに、自国の技術水準をはるかに超えたデカブツをコントロールでけるだけの能力が中共にはあれへんさかい、事実上放置された状態やそうで、おまけにダム湖は上流から運搬されて来た土砂やらが堆積して、ヘドロの海やそうや。ダムの規模はだいぶと違うけども、わが国の八ッ場(やんば)ダムも遠からず土砂でダム湖が埋まってしもて、ダム寿命はそない長ないて指摘されとるな。

 

でも、仮に八ッ場ダムが決壊したら確かに大災害にはなるやろけども、それで日本が亡びることはあれへんやろう。一方で、三峡ダムの決壊は中共の命運を決する世界の災害史上最悪の惨害をもたらすことになるんはまず間違いあれへんやろうの。最悪のシナリオでは数千万人規模の溺死者が出るんやないかて試算もあるんで、これは絶対に放置でけん。そればかりか、これまでの野放図な工業化の結果として長江には莫大な有害物質が溜まったあるやろから、ダム決壊の勢いでそれらが一気に東シナ海に流出して、日本の漁業にまで深刻な被害が出てまうことが懸念される。長江は川やけども川幅は瀬戸内海や思た方が間違いは少ないやろから、その影響は日本人の想像以上のモンになるんは間違いあれへん。

 

そうは言うたものの、上に書いた通り、今の中国政府にも湖北省政府にも三峡ダムの制御能力はあらへんさかい、この悪夢のような災いから逃れることはどうもでけんみたいや。とりあえずの対策として、日本人は上海・南京・蘇州・杭州合肥武漢・南昌・景徳鎮など長江流域及びその周辺の諸都市には近寄らん方がエエてここに声高に言うときたい。被災者は少ないに越したことあれへんしな。(つづく)