今やテレビ制作担当者にとって故・金正男君と並んで有難い存在である森友学園理事長の
籠池泰典氏
を一言で言うなら、
田母神の劣化コピー
やろう。
「教育勅語」の内容は今日にも十分通用する所があるんでここでは言及せえへんが、原文のまま園児に音読さすんはいただけない。「朕惟フニ」は、政治的な権能を一切有しないはずの天皇が教育行政に容喙してるて誤解を呼ぶやろし、旧憲法に言う「統治権の総攬」を思い起こさす。「爾臣民」かて新憲法の謳う「主権在民」とは相容れん文言やろう。
こないな教育すんのやったら、まずは日本の憲法を明治憲法に戻す手続きを国会と国民投票ですんのが先で、近代法治国家でこんなこと許しとってはあかんやろう。いやいや、明治憲法に戻すなんてトンデモナイ話やけどな。
田母神のおっさんの言には首ひねるとこも結構あるが、まだ常識人の範疇に収まったある思う。一方の籠池のおっさんは、豊中で開校が危ぶまれる小学校の卒業生に「中等教育学校への推薦枠がある」とか虚言吐かしたり、いちいちその発言が信用ならん。極右には彼らが大嫌いなはずの韓国人みたいに理屈を飛ばして感情だけでモノ言う連中が多そうやけど、籠池のおっさんもその類やろな。鴻池のおっさんの言うように、こんなんを教育者にしたら絶対にあかん。
