E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道(163)

欧米で保護主義への流れが強まったあるけど、保護主義は経済を冷え込ますとの指摘もある。例えば、米国で産業空洞化したんは、労働コストが高いからやから、仮に工場を米に呼び戻したかて、コストは製品価格に跳ね返るさかい、米国人の購買意欲が殺がれてまうことになるやろう。せやから、海外企業の進出は短期的には失業者対策にはなっても、中長期的には米国経済に与える影響はマイナスに働く可能性がある。
 
イスラム圏の人々の出入国禁止かて、産業の競争力を低下さす要因になる。米国は移民国家の特性を生かして今の経済大国の地位を築いたのにやで、それをわざわざ閉ざしてまうとは米国の国是に反する行為やないか。海外の叡智を否定することは、自国の叡智を否定することになることに、トランプ氏はアホやから気づいてへんらしい。
 
「一体支那の古代に於て、純支那人ともいふべき漢族の根拠地は、北支那に限つたものである。漢族は今の河南省あたりを中心とした北支那を根拠として、その四隣の異族と区別して、自ら夏又は華と称し、或は諸夏、中夏、華夏、中華、中国、中土等と号して威張つて居つた。当時謂ふ所の中国又は中夏とは、今の河南省を中心とした、山東、山西の大部と直隷(引用者註:現河北及び北京・天津にほぼ相当)、陝西の一部に過ぎぬ。この中国以外に住める種族は、戎狄若しくば蛮夷など称せられ、擯斥もされ、軽侮もされた。東周時代に至つても南支那に国して居つた荊楚、句呉、於越の諸王は、その蛮夷たることを自認して、鋭意北方の漢族の文化を輸入することに努めたものである」
 
中国人の多くは「中国は一度たりとも他国を侵略したことはない」て言うが、それがホンマやとしたら、中国の版図はせいぜい河南省の半分程度しかあらへんことになる。中国の歴史も米国史と同様に、異民族侵略の歴史やったんや。習近平氏とトランプ氏が似た者同士に見えるんも当然といふべきか。
 
「荊楚(湖広)、句呉(江蘇)、於越(広東)」らが、自ら蛮族と認め、漢の文化輸入に努めたとあるが、これなどは王朝時代の日本と共通するものがあるやろう。つまり、江南人の生来の気質は漢民族とは違う可能性が高い。今は北京のプロパガンダが効いてて一時的に変わったあるだけなんかもな。
 
日本が現在の経済強国の地位を築くことがでけたんは、上代の昔から自らの文明や文化が中国や朝鮮半島に後れを取ってることを素直に認め、真摯な態度で大陸や半島から学んだことにあるんや。右府菅原道真の建議で遣唐使が停止されてから国風文化が開花したんもそれまでの蓄積あったればこそやし、江戸の鎖国時代にも蘭語の洋書(享保期以降は漢訳洋書輸入も可)を輸入しとったことが開国後に海外文化が一気に入ることの前段階としてあったことも見逃せん。
 
しかるに、漢人は自らを「中華」などと称し、文明や文化の中心としての考えに凝り固まってしもて、海外からの文化流入を殊更嫌た。その結果として、過去に前漢夜郎国を併呑した歴史を忘れ、自らが夜郎自大になってしもたんやがな(もっとも、当時の漢族は今の客家なんやけどな)。