E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

わしの電子工学用語集(62)

電磁気学は回路理論と共に電子工学の二本柱やのに、わしら電気屋の大半は電磁気と回路が苦手である。特に、電磁気学でコイルの磁場みたいにベクトル場を扱うてなるとほぼお手上げ状態なる。
 
せやけども、裏を返せば、これらを深く理解でけたら他の電子技術者に差をつけれる訳や。さなぎだに、近年のモバイル機器全盛のご時世にあって、電磁場を扱えることはめっちゃ強力な武器になるやろう。
 
アンペア回転
 
→アンペアターン
 
アンペア回転毎メートル
 
→アンペアターン毎メートル
 
アンペアターン
 
ampere-turn
 
電磁気学で、起磁力の単位(非 SI 単位)。記号 AT。1AT は、「無限に長い一様な巻線のソレノイドの1メートル当たりの巻数と、そのソレノイドを流れる電流(単位アンペア)の積が1のとき、そのソレノイドの中心軸上で発生する起磁力」である。なお、起磁力の SI 単位はアンペアである。
 
→アンペア・アンペアターン毎メートル
 
アンペアターン毎メートル
 
ampere-turn per meter (- metre)
 
電磁気学で、磁場の単位。記号は AT/m (非 SI 単位)。SI 単位では A/m。無限に長い一様な巻線のソレノイドの1メートル当たりの巻数と、そのソレノイドを流れる電流(単位アンペア)の積が1のとき、そのソレノイドの中心軸上で発生する磁場は 1A/m である。
 
→アンペア・アンペアターン
 
(本文ここまで)
 
電波工学では、ソレノイドは多重巻線ループアンテナとみなされ、これに比透磁率の高いフェライトなどのコアを挿入して効果を高めたんがフェライトバーアンテナやな。この電波工学もあんまし人気のあれへん分野で、わしを含めた大半のエンジニアは呑んで忘れてしもたある。