E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道(145)

前回の終わりに書いたように、中国は長年に亘って水資源確保を疎かにして来たツケで、これ以上の工業発展が不可能なくらい水に飢えとるんだわ。そうでなかったらあないあちらこちらの河川が汚濁してまうなんてことならへんわい。農業大国ならざらば工業大国になれず、工業大国ならざらばIT大国になれんちゅうことを、これから先の中国は嫌ちゅう程に味わうことになるやろう。
 
いんや、中国社会の深刻さはそんだけやあらへん。中国人口の男女比の歪なことかて、この国の将来に暗い影を落とすことになるやろうよ。中国人は宗族主義かつ男系主義を信奉しとるさかい、一般社会における女性の立場は日本以上に弱い。その半面、妻に頭が上がらん夫が多いんも中国社会の特徴と言えるけども、これは表向きの男尊女卑の裏返しに過ぎへんのや。
 
「生活し得ざる、若くは生活に悩める、支那の窮民貧民の間には、当然幼児殺害 (Infanticide) が流行する。支那に於ける幼児殺害の風は、二千年前の古代から相当広く行はれ、現在でも依然として行はれて居る。幼児殺害といふ条、男系血統を尊重する支那人の間では、主として女児が殺害される。生れた女児の約半数位は殺害されるらしい。その必然の結果として、支那では男子に対して、女子の数が著しく少数である。世界で男子の数がもつとも多いと称せられる印度ですら、男子五一に女子四九の比率であるのに、支那では遥にそれ以上で、男子五六に対して女子四四の比率に当る。兎に角支那に於ける男女の割合の甚だしい懸隔は、真に驚嘆の外ない。(中略)しかのみならず支那では古来畜妾は、官吏階級や有産階級の特権となつて居る。否観方によつては、蓄妾は特権有産階級の義務とさへ見做されて居る。この弊風は将来漸次廃止さるべき運命に在るとしても、現在の支那では、依然として流行して居る。蓄妾が行はれると、さらぬだに平均を失せる男女の割合が、愈々権衡を失する。かくて女子の甚だしく不足する支那では、男子がその配偶者を求めることが容易でない。過剰の男子は、遂に配偶を求め得ざる道理である」
 
中共体制下では一応は単婚制度になった(一部の少数民族を除く)けども、相変わらずこの国の男子は女子に比べて三千万人以上も多い。レコチャの記事に出た15年の中国国家統計局の発表データを元に14年の男女出生比率を算出すると、女子46.3に対して男子53.7にもなるちゅうがな。ナンボ何でもこれは不自然やで。これすなわち、21世紀の今になっても「間引き」が蔭で行われたあることの傍証やないか?人権に疎い中国のことやからそない驚きはせんけども、これはやっぱし改められんとあかんこっちゃろう。
 
 人権の抑圧された社会では、文化の花が開くことはまずあらへん。ツールよりもコンテンツが重視されるんが現代の社会のトレンドやから、中国が先進国になれる見込みはあれへんと断言でける。(つづく)