E-BOMBERのアホアホブログ

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わしの電子工学用語集(40)

今回でアモルファス関連がやっと終わりや。専門外のことなんで結構文案練るんが大変やったけども、専門やったら記事の取捨選択とかがあってそれはそれでややこしいことになりそうやしな。

 

アモルファスシリコン太陽電池

 

amorphous silicon solar cell

 

アモルファスシリコン(a-Si)の光起電力を応用した太陽電池。プラズマCVD法などの比較的平易な堆積技術を用いて薄膜を形成することなどで作製される。安価で製造でき、しかも大面積化も可能であることから、太陽電池の主力となっている。

 

[詳説〕低コストで大量生産でき、しかも高温でも出力低下が起こりにくいため、民生用太陽電池の主流を占める。ところが表面準位密度が高いので光電変換効率が低く、しかも非発光再結合過程において未結合手(ダングリングボンド)の増加による表面準位密度の上昇が見られ、これが光劣化の起因となっている。表面準位密度の低減には未結合手の水素原子による終端が効果的であるが、余剰の水素原子は非発光再結合過程を促進してしまう。

 

→表面準位

 

少数キャリアの拡散長が短いことも非発光再結合確率が高い原因となり、それもまた光電変換効率向上を妨げている。このため、空乏層を活性領域としたpin接合として、非発光再結合を起こりにくくしている。

 

→空乏層

 

(本文ここまで)

 

現在最も普及してる太陽電池にはこない深刻な問題があるいうことが分かってもらえて、それを改善するための仕事をするも良し、もっと高効率の光電変換手法の研究開発を選ぶも良しやで。