E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

わしの電子工学用語集(20)

 テクニカルライティングの辛いんは、通常のブログよりも1日に書ける分量が少ないことや。普通のとりとめのない内容の文章やったら体調にもよるがそれこそ1日数千字ぐらい書けるけども、内容に学問的なデタラメが絶対に許されん技術関連の文章は、長時間書いてると血糖値が下がって来て、しまいには突っ伏して寝てまうことになる。果たして今日もそないなるんやろうか?


圧電スピーカ

piezoelectric speaker

 振動板に圧電物質を用いたスピーカ。すなわち、圧電物質に信号電圧を印加すると、圧電物質に電圧に比例してひずみ応力が発生する逆圧電効果により振動が発生することを利用した電気音響変換器である。

圧電効果・クリスタルマイクロホン

[補説]圧電材料にロシェル塩を用いたものはクリスタルスピーカとも言われ、チタン酸バリウムなどのセラミックを用いた場合にはセラミックスピーカとも称せられる。
 クリスタルスピーカはクリスタルレシーバと同様に高感度かつ小型で軽量であるが、周波数特性曲線に共振ピークが多く音質は悪い。しかも諸特性に温度依存性があり、高湿度にも弱く感度の経年劣化が激しい。さらに入力インピーダンスが極めて高いためトランジスタ回路との整合が取りにくく、実用性は低い。
 セラミックスピーカは効率も耐環境性も高いものの、やはり周波数帯域幅が狭く音質はあまり良くない。また、容量負荷でしかも駆動電圧が高く利用しにくい。このため、圧電スピーカは電磁スピーカのように一般にはあまり用いられない。
 しかしながら、セラミックスピーカは超薄型でしかも加工精度が高くでき、また必要なヘルムホルツ共振空洞を小さくできることから、モバイル機器への応用が始められている。さらに、低域応答特性は悪いが高域再生は問題ないため、ツイータ(高域用スピーカ)に応用される場合がある。(本文ここまで)


圧電素子

piezoelectric element

 圧電効果または逆圧電効果を応用した回路素子。圧電材料のロシェル塩やチタン酸バリウムを用いて作製され、小型で軽量の電気音響変換器に利用される。

圧電効果・クリスタルマイクロホン

[補説]一般に、圧電素子は電磁型電気音響変換器に比べて小型で高効率の利点があるが、周波数帯域幅が狭く周波数特性の平坦性も悪く、音質も悪い。しかもロシェル塩は高温や湿気に弱く機械的脆性が高いなど耐環境性に問題が多く、安価なマイクロホンや小型のピックアップなどに用途は限定される。チタン酸バリウムなどのセラミックは小型かつ堅牢であり、モバイル機器への応用例が見られる。(本文ここまで)


圧電マイクロホン

piezoelectric microphone

→クリスタルマイクロホン

 うーん、ここまで書いたら血糖値が下がったんか頭が重なって来た。今日の所はこれぐらいにした方が長生きでけそうやな。