E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道(94)

 ここ数年、一部のネット民の間で「北京は腐海に沈む」ちゅう言い回しが為されてるみたいやけども、言い得て妙ではある。何十年も前から「そのうち北京は沙漠に呑まれてまう」て言われとったけども、今日の中国のザマ見とったら、沙漠よりも腐海の方が相応しい思うわ。

 もちろんこの「腐海」の出典は「酒の谷のハクシカ」やない「風の谷のナウシカ」ちゅう宮﨑駿のマンガ・アニメ作品やけど、ウィキに載ったあるその第一話の冒頭文がオモロイ。

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ユーラシア大陸の西のはずれに発生した産業文明は数百年のうちに全世界に広まり巨大産業社会を形成するに至った。大地の富をうばいとり大気をけがし、生命体をも意のままに造り変える巨大産業文明は1000年後に絶頂期に達しやがて急激な衰退をむかえることになった。「火の7日間」と呼ばれる戦争によって都市群は有毒物質をまき散らして崩壊し、複雑高度化した技術体系は失われ地表のほとんどは不毛の地と化したのである。その後産業文明は再建されることなく永いたそがれの時代を人類は生きることになった。(引用文ここまで)

 まず、ユーラシア大陸の「西のはずれに発生した」を「東のはずれに勃興した」とし、「数百年のうちに全世界に広まり」を「数十年のうちに全世界を席巻し」に変えるだけでも、そのまま現代中国に当てはまりそうやがな。後は「生命体をも意のままに造り変える」を「人命をも意のままに蹂躙する」に変えて、「1000年後」を削除すればほぼ完璧やね。戦争は起こらん思うけども、戦争せんだかて崩壊するんは間違いあれへんやろう。ともかく、ここまで今の中国をリアルに表現するとは、宮崎監督は偉大なる予言者である。わはははははははは。

 但し、瘴気を撒き散らすんはオームとちごて中国共産党なる悪の組織に所属する人間様で、有毒物質は戦争に無関係に撒き散らされとるけどな。こういう具合に、この世で最もえげつない行為は平和の世においても見られることで、戦争を絶対悪と決めつけてかかることがどんだけ幼稚なことなんか、宮崎を含めた平和反戦主義者にはもっと現実に目ェを向けてから議論せえと言いたいわい。

 ところで、北京が沙漠に呑まれるちゅうのんは絵空事なんかやなしに、静々と忍び寄る現実なんやな。一体に文明国においては、大都市の水の問題を深刻なまでに考えるんが常であり、日本でも東京の水資源確保については右は石原慎太郎から左は不破哲三に至るまで数々の腐心の跡が見られるらしいねんやんけ。せやのに中国ではそういうんがまるであらへんみたいなんで呆れる。

 そうでなかったら、無計画に地下水の汲み上げなんかやる訳があれへんがな。もっとも中国の場合は河川が汚染物質の垂れ流しでとても汲水でける状況やあれへんみたいやし、南水北調いうたかて、きちゃない水引いても意味あれへんがな。

 北京市では市需要の3分の2の水を地下水に頼るテイタラクで、場所によっては毎年最大11センチもの深刻な地盤沈下が続いてるらしいがな。むしろ深刻なんは不等沈下による地上構造物の破壊で、高速鉄道の速度を時速350キロに戻せん大きな原因がこれやないかて思う。ムダな高層建築物の建設も地盤沈下に拍車をかけとって、高層マンション群の水需要を満たすために地下水汲み上げを増やさんとあかん悪循環に陥ったある。

 地盤沈下の他にも、シンクホールによる突然の陥没事故の頻発も社会問題化したあるそうや。前にもこのシリーズで書いたように、中国はまだ上下水道管の保守のレベルが低い上に、老朽化した水道管の更新が追いつかん問題を抱えとる。せやさかい、水道管破裂事故の頻度が高いんで、それによって地盤が侵蝕されてしもてでかい空洞(シンクホール)がでけてまう。これが突然の陥没の原因で、いわゆるチャイナボカンと共に中国の日常に潜む恐怖の元になったある。

 地下水の過度な汲み上げによる地盤沈下の懸念がある都市は北京だけやなしに、少なく見積もっても50超の都市で同様の問題があると言われてる。上海かて過去に汲み上げ過ぎて沈下が止まらず、そのうちに「上海」とちごて「海上」になってまうんやないかて言われたそうやがな。

 北京を含めた華北平原では慢性的な旱魃に見舞われとって、天からのもらい水による渇水の解決は望めそうにナイ。経済の地盤沈下とリアルな地盤沈下のダブルパンチを蒙って、中共は最早救いようのないレベル(腐海)にまで落ってしもたある。「ナウシカ」によると、風の谷(日本)は結局ドルク(中国)とトルメキア(米国)との戦争に巻き込まれてしもたが、現実の世界では、腐海をできるだけ中華人民共和国の版図内に収めることが急務や。既にメコン川流域諸国のかなりの部分に腐海が入り込んでしもたあるが、中共崩壊後にこの後始末を誰がやることになるんかが気になるとこやで。結局のとこ、日本がまたODA名目で人的な負担も含めて被ることになるんやないやろかのう。(つづく)

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