E-BOMBERのアホアホブログ

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わしの電子工学用語集(7)

 わしがまだ学生やってた頃は、パソコンはまだ世間一般ではやっとその存在が認知されるようなったばっかで、価格はどんだけ安うてもモニタを含めて30万円以上はしとったからそない一般的に使われるモンやなかった。モニタを含めてどうにか10万以内で手ェに入れれるようなったんは今世紀入ってからやったなあ。

 それが今ではノートブックのアウトレット品が3万前後で手に入るようなってんから、正に隔世の感があるわい。コンピュータ用語も一般化が進んで、そない専門的やないパソコン雑誌でも、今回の項目「アーキテクチャ」が毎回当たり前のように使われてるねんからの。


アーキテクチャ

(computer) architecture


 コンピュータ(特にハードウェア)の基本構成のこと。またはその設計思想のこと。

[補説]近年のパーソナルコンピュータにおいては、特定の基本オペレーティングシステム(基本OS)を用いることを念頭に置いて設計がなされるようになり、ソフトウェアをも含めてアーキテクチャと呼ぶ傾向が強まっている。

[詳説]本来のアーキテクチャとは、I/O(入出力)インターフェースを含めたコンピュータのハードウェア本体におけるユーザ(OS設計のプログラマなども含む)側から見たソフトウェアインターフェース(命令セットアーキテクチャ=ISA)を定義することである。コンピュータが理解できる命令は機械語と言われる数桁の2進数(オペコード)だけなので、命令を遂行するために設定される語彙である命令セットは機械語で定義する。
 その他に、上記のISAをCPUに実装するための具体的な部品の構成や接続を定めるマイクロアーキテクチャと、ハードウェア全般の構成を定めるシステムアーキテクチャも考えられる。具体的には、CPU(中央演算処理装置)やそのプラットフォームの選定や、どのような周辺機器を接続するかを決めることがそれらに相当する。
 その後の傾向として、ソフトウェアアーキテクチャの重要性が向上したことも挙げられる。OSの機能の選定、及びその構成なども、コンピュータの処理速度などの性能や使い勝手の良し悪しにますます大きく関わるようになったからである。

(本文ここまで)

 コンピュータ関連用語の説明は特に気を使う必要がある。それは、論理的な矛盾が一つでも存在すると正常に動作しない装置なだけに、その説明文に少しでも矛盾があったら文の全てがワヤになってまうからや。今後もこの項目は改訂を繰り返し行うことになるやろう。