暗黒時代の◯神は、それがたとえ今日(24日)みたいに狭い神宮とちごても、5点ぐらい離しとかんとセーフティリードて言えんかった。先発も中継ぎも強なかったんで、それぐらいでなかったら逃げ切れなんだんやな。
「超変革」の波を中継ぎ投手陣にまで及ぼすことがでけなんだら、来シーズン以降の◯神は暗黒期に逆戻りやがな。これから暑なって来て先発に負担かかるようなるねんから、もちろん打つ方も活躍してくれんと困るけどもな。
そうは言うても野球はやっぱしバッテリーこそが大事や。解説席の下さんも終盤もつれたんは四球が多すぎたからやと苦言を呈しておられたが、それへの反論の余地は全然あらへん。ボールくさい球を振ってもらうには、ストライクゾーンで勝負しやんとあかんねんからな。
ただ、金本監督は「ルーキーならミスしてもOK」て姿勢で起用してる。これまでファームでしかマスク被ったことあらへん原口君かて、彼の長打力の魅力が捨て切れんから起用されてるとこがあるんやろう。最早打撃のテクニックは完成されてるんで、後は経験を積み上げてリード面を磨くことなんやと矢野コーチは見てるんと違うやろか?
捕手が打てんでも良かった時代は、野村克也が三冠王を獲得したことで終わりを迎えたんや。それから以降は、「打てる捕手がおるチームは強い」て認識されるようなって、田淵幸一や古田敦也らがそれを証明してる。そもそも、打てんかったらつこてもらわれへんのがプロの世界で、投手も打席に立つセ・リーグではなおさら捕手の打撃が無視でけん。田淵も古田も打てるから起用され続けてんやんけ。
願わくば、原口君がこれら名捕手にその名を連ねてくれるような活躍をしてくれることを。