金本◯神は「育てながら勝つ」ちゅう難題に挑もうとしてるが、読売相手にはそれがホンマにむずいちゅうことがよう分かった。せやけども比較的合口のエエDeNAやったらそれもでけそうや。
支配下登録即出場の原口君は、今日（29日）の初スタメンで大仕事。初球の入りに課題はあったけども、岩貞君らをリードしての１失点は見事。打撃にも期待が持てるんで、一気に正捕手争いに加わったな。
監督期待の大砲候補の陽川君、試合終盤の守備固めが必要なんがアレやけど、味方打線が手こずってた岩永君を勝利投手の権利がかかる５回無死１塁の場面、チェンジアップを逃さんと一振りでの逆転本塁打は見事。この一撃を誰よりも待ってたんは金本監督やったし、これからもこない行って欲しいとこやな。
今年の優勝は難しい思うんで、５位に沈むんを覚悟して、4･5番以外は若手中心の布陣で行ってもエエんやないやろか。捕手に原口君、内野手に陽川君・北條君、外野手に高山・横田・江越各選手と役者も揃ったこっちゃし、来季以降の◯神の躍進のために今年を捨てるんや。
ただ、わしを含めて◯神ファンは贅沢な考えの持ち主ばっかやさかい、ついつい「育てながら勝つ」ことを求めてまうんやな。せやから折衷案として、上位チームと当たる場合に限っては、三塁手に今成君・陽川君の二個小隊制として、二塁手は中盤まで西岡君で終盤は北條君に交代して、右翼手は同様に福留君と若手３人のうち１人で回すねん。
そうは言うても「育成の手段に実戦に勝るものなし」て言われるこっちゃし、今みたいに若手に経験を積ますことは悪いことやナイ。できるんやったら読売みたいに三軍制にして、調整と実戦経験の二軍と基礎的な育成の三軍に分けれたらエエんやけども、二軍のウエスタンは５球団なんで練習試合の日程組まんならんとこへ持って来て三軍の試合をどないして確保すんのかが課題になるな。◯神の他には読売以外に三軍まで持てる球団なんかあれへんしな。いっそ◯神三軍は東京と大阪の中間の浜松か豊橋辺りに合宿所造って、シーズン通して◯神・巨人戦だけやるちゅうのはどないや？
