今日（24日）、西岡君が故障で登録を抹消され、代わって良太君が昇格した。これはつまり、二塁を守れる選手が１人減ってしもたことを意味するだけやなしに、１年を通してプレーでける実績のある選手が１人減ってしもたことも意味する。
今年の◯神は「超変革」を掲げて、若手を積極的に起用する方針で、それはもちろんエエことや思う。せやけど、現在起用されてる若手にはまだ全シーズンを戦い抜いた経験があらへん。ルーキーの高山君は元よりのこと、今年１軍初登場の横田君もせやし、江越君かて去年はたったの56試合にしか出場してへん。それどころか、大和君でさえも昨年・一昨年と全試合出場ならんかってんし、全試合出場は鳥谷主将を別格として後はゴメスしかいてへんねんな。
わしはこれが今年の◯神の弱点になりそうな気ィしてならん。相手投手の右左無関係に固定して起用するんが理想やけども、ベンチ内の選手をやりくりして戦わんとあかん状況が近づいたある。今から一軍選手全員を故障に強い体に仕上げるんはムリなんで、首脳陣は主力級選手の体調を注意深く観察しもって起用せんとな。ポジション争いの激しいチームやし、ケガや体調不良を隠すこともあるやろからな。
ただ、キャンプや自主トレで故障してまう選手も少なない。チームはケガをしにくいトレーニング方法をさらに研究して、常時戦力をフルに近い状態に整えれるようにしたい。でも、ケガの強さは金本監督みたいに持って生まれたモノが大きいんも事実やし、ケガの少なそうな選手を指名するためのスカウティング技術も大切やな。
