E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道(84)

サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ

 百目鬼恭三郎「飛ぶ鳥の記(下)」によると、80年の朝日新聞に「ソ連は脅威か」ちゅう連載があったらしい。当然ながら朝日のことやから「ソ連ほど対日友好な国はない」て結論になった訳やけども、それをそのまま裏返したみたいな滑稽な現象が現在の中国でも起こってるんが興味深い。

 レコチャによると、今月13日のネットに「日本語を勉強したことで友人との友情にひびが入りやすくなった」なる書き込みがあったそうや。何でも「日本語を勉強してると友達に言うと、『何でまた日本語?』『日中が戦争になったらどうする?』『これでAVも字幕なしで大丈夫』ちゅうような如何にもアホ学生丸出しな返事が返って来たいうねんな。

 もう一つアホやな思たんはそれに対する中国ネットの反応で、

「知り合いにとんでもない人間がいた。私が日本留学していることを知ると、『なぜ日本に行く?どこでも勉強はできるだろ?』と批判し、私が話そうとすると、『日本に行ったやつはみんな日本人だ。話しかけるな!日本に行くのは間違っている!』とまくし立てた。理解に苦しむ」

 もしか、日中間で戦争が勃発するおそれがあるとしたら、今の日本やったら「中国をもっと知ろう」として中国の研究を奨励するやろう。そのためには中国語の学習も必要不可欠なるさかい、対中関係の専門家がこんなアホなこと言うたりしたら嘲笑の対象になるだけやろう。

「親戚から『スパイにはなるなよ!』と言われた」

このスパイとは恐らくは「対日諜報活動員」の意味とちごて、「対中スパイ」のことやと思う。もし前者やとしたら「スパイになるのか?」が正しい反応で、後者の場合は戦時中の日本の「敵性語」的な発想から来ると見て間違いあらへんやろう。わしゃ日本が先次大戦で敗れた原因の一つはこの敵性語ちゅうアホなこと吐かしとったからや思うんで、これを読んでまず一安心したわい。

 他にも、「日本語を勉強してるだけで『売国奴』『裏切者』と罵られる」そうなんで、これはますます結構なこっちゃ思うねんなこれは。逆に、国を挙げて「日本を知るために日本語を学ぼう」やなんて運動が起こって、人民の間に日本語ブームが起こったりなんかした方がえらいことになる。

 「飛ぶ鳥の記(下)」に戻ると、「いまソ連ではたいへんな日本ブームで、『サクラの小枝』という日本文化を紹介した本が五十万部も売れたとか、ハバロフスクの書店には日本語の本のコーナーまであるとか、ナホトカでは日本との貿易を拡大するためにボストーク港を建設している」から、「ソ連の脅威はいわれのない誇張だ」なんてことが書いたある。これは上記の中国とまるで反対で、むしろロシアの方が脅威であることを表してると言えるんやな。

 百目鬼はさらに「親日感情などというものが、現在の日本の主権の尊重につながらないことはいうまでもない。日本の人民が資本主義の搾取にあえいでいる現状は傍観しているに耐えない。だから軍隊を送ってそれを打倒してやろう、という親日感情の発露のしかたも十分あり得るではないか」と続ける。今の中国の指導者連中は資本主義の搾取の旨味を味わうてる最中やけど、それももう暫くしたら終わるやろう。北京政府は「打倒小日本」をスローガンにしとるフシが見受けられるるんで、「日本を救済してやろう」なんて考えはあらへんとは思うけどな。あるのは尖閣・沖縄侵略による広大なEEZの獲得や。

 でもまあ、世間一般の中国人の大半が日本語を「敵性語」視しとる思われるし、北京の指導部の考えにしたとこで、外交部スポークスマンの発言から推測するにそこまで深く考えてへん単純な反日やろから、米国みたいに「汝の敵、日本を知れ」なんてプロパガンダ映画を制作したり、「菊と刀」の著者で有名なルース・ベネディクトらも関わった「極秘・心理作戦」を実行したりすることもあらへんわな。「極秘・心理作戦」は不発に終わったけども、その日本を研究しようとする姿勢こそが米国を戦勝に導いたんやないかて思われるねんけどもな。

 どうも、日本には中国語ブームを起こさす必要もないみたいやな。さはさりながら、日本人は中国の正体を知れば知るほど心安らかになれる思うんで、日本人ももっとネットとかでナマの中国を知るようにしよやないか。わははははははは。(つづく)

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