・目の前の１勝に拘泥すな
今日（31日）にマテオを３回も放らしたんで、彼の明日の出番はナシや。
しかも、９回同点の場面でリリーフ最強の投手を起用すんのは、裏の攻撃でサヨナラ勝ちの可能性のあるホーム球団側の定石やけど、普通はビジター球団の採らん作戦や。ほらまあ定石を外した起用を全否定する意図はあらへんし、しかも相手側のヤクルトが勝ちパターンの救援投手が払底した場面でもあったんで、全く無意味な采配やなかったとは思う。そんでのうても、向こうさんは後ろの投手力が弱いことに定評があるさかいの。
でもな、こういう起用法は６連戦の最後の試合とかに限ってやるべきで、３回は引っ張り過ぎやぞ。92年優勝し損なった時の抑えの田村３回・中継ぎの弓長３回行って負けた試合を思い出したわい。こんなんではシーズン終盤のガス欠どころかオールスター戦前後で故障者続出してまうかもしれんわい。策士策に溺れた感のある引き分けゲームセットの結果と言うべきや。
金本監督は「育てながら勝つ」方針や言うけども、１つの勝ちにどんだけ高いコストを払わんならんかちゅうことを考えた方がエエど。今日の試合はトーナメント戦の戦い方で、リーグ戦のそれとはあまりにもオッパずしとったど。選手よりもベンチが反省しやんとあかん試合やな今日は。
わしが監督やったら明後日もマテオの登板はナシにしたいわ。いや、その前にこないムチャな投手起用はせえへんわい。
