E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道(68)

 サーチナを見てたら、引用元は失念したが「中国バブルについての論調は、それが『本当に崩壊するのか』から『いつ崩壊するのか』に変わった。だが、中国には日本のバブル崩壊のようなハードランディングを避ける手段がある。それは国内のサービス業を充実させることだ」ちゅう趣旨の記事に出くわした。ピント外れや視野の狭さや視座の欠如などに満ち溢れた中国発の記事にしては、比較的マトモな方やろうとは思うし、一見すると書いたあることかて間違いはあらへんようや。

 せやけど、中国人に人を満足さすサービス業がホンマにでけるんかの考察がスポコと抜けたあるんで、やっぱしこれもヨタ記事の類でしかあらへん。一応出典を確認しようと思てサーチナを探してみたが、数日前の記事やのにもう見当たらん。ちゅうことは、既に削除された可能性があり、つまりそんだけ低質な記事やったちゅうこっちゃな。

 わしが思うに、中国人一般からは他人のために奉仕するちゅう観念が欠落したある。それは、4千年以上に及ぶ治乱興亡の歴史から、頼りになるのは家族や宗族だけであり、そのため彼らは宗族を大変に重視する。せやから、他人のために何かしてやろうちゅうサービス精神が育まれんようなってしもたんやな。

 また、日本人が「より良いモンに仕上げよう」ちゅう職人意識が強いのに対して、彼らは何がどんだけ儲かるかが先に来て、商品やサービスの質について心を砕くことが殆どないちゅうねんからな。中国高速鉄道が上辺だけ新幹線をコピーして、安全性がお粗末なんは日本の報道でも知れ渡ったあるが、弁当がゲロまずなことはあんまし伝わってへんみたいやな。それは、中国人がやたら食物の温かさにこだわることに関連があるらしい。弁当は冷めてもおいしなかったらあかんのに、どうもそこが彼らの理解でけんことなんかな。それに、日本の近郊電車のシートがモケット張りなんに対して中国のそれはプラスチック製で、車内暖房があらへんので冬には冷とうて座りづらい言うがな。ともかく一事が万事この有り様で、サービスの基礎の基礎がなってへん。

 一体にサービス業ちゅうモンは、「お客様は神様」の精神で行うべきなんやけど、中国人にとってそれはかなり抵抗のある作業に違いあらへんやろう。他人に対して恭しい態度で接するんは奴隷のすることやちゅう抜きがたい観念がある限り、この国で良質なサービス業が育つことなんか絶対ムリやで。

 こういう理由で、中国人民が西側先進国のように充実した市民生活を送れるようになる見通しは全然明るないし、それどころか、バブル崩壊でその生活レベルは文革期や大躍進政策期よりも悪化する可能性さえある思うで。せやからわしは、「今世紀中頃に中国が米国に代わり覇権国家になる」とか吐かす連中をアホやちゅうねんやんけ。(つづく)

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