E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道(65)

 「大国を治むるは小鮮を烹るが如し」と老子は語ったらしいが、上代支那はともかく近代国家を治めるのにこれではあかん。無為自然はむしろやりたい放題に通じるんで、中国共産党幹部の擅制政治と腐敗も、中国企業の無計画な生産活動も、中国人民の無秩序で無規範な行動もそのままほったらかしでエエちゅうことになるやろう。わしら日本人にとっては中国と中国人がずーっとそのままでおってくれた方が有り難いとも言えるんやけど、それは天が許さんと思う。

 残念なことに近代国家はそれそのものが巨大なシステムなんで、それをいごかすのに無為自然ではどもならん。個々の要素のバラつきや不具合にも目配りしつつ、全体としての動作をコントロールするために神経を使わんといかんので、小魚料理を炊くようなことではちゃんと動いてはくれん。

 つまり、今の大国を治めるためには細かいことに神経が届く人材が数多く必要やちゅうことやが、中共はその条件を満たしとるとは到底思えん。近代法治主義はこのシステムの根幹の一つやけど、法が制定されてもそれを施行するか否かは共産党幹部の恣意により、ヘタすれば法文すら平気で歪めてまいそうな連中やからな。こいつらにとって法は政敵に対して弄する陥穽以外の何モンでもあれへんのや。

 事は政治システム・社会システムだけに留まらず、ホンマモンのシステム工学の分野にも及ぶ。特にこの国では巨大システムの構築と運用でボロが出やすい。日本の新幹線を表面だけパクった中国の高速鉄道は開業早々に追突事故起こして車両をババタレたネコみたいに埋めてまうようなみっともないことを平気でやらかすぐらいのレベルであり、彼らにそのような巨大なシステムを安全に運用する能力があらへんことが白日の下晒される結果となった。航空宇宙や原子力発電についてもその実力には疑問符が付くんは免れず、鳴り物入りで開発を始めたリージョナルジェットは未だに米国での型式認証が取れんテイタラクや。

 これら大規模なシステムを円滑に運用するためには、そのシステムの保守・運用に関わる全ての人同士の高い信頼関係が必要不可欠やねんけど、生憎と易姓革命の歴史を経てここまで来た中国人には、「七度尋ねて人を疑え」「人を見たら泥棒と思え」の精神がやたらに発達して、信義・信頼などは唾棄されてまう。法治は荀子の説いた性悪説に基づくと言われるけれども、刑事はともかく、民事においては信義誠実の原則があって、権利の行使も義務の履行も信義に従い誠実に行うべきと民法には書かれておって、これが我が国のビジネスの基本になったあることに間違いはあらへん。

 如何に中国が大国であっても、いや大国なればこそ、それを操る人間のそうした素養が欠如しておれば簡単に滅する。一部の中国人は「日本のような社会が羨ましい」とネットに書くが、羨ましがるだけやったら三尺の童子でもでけるこっちゃ。それを羨むだけやなく実現するには彼らの指導者が日本に対する敵視政策を止める必要があるが、反日と面子に凝り固まったあの連中にそれがでけるかどうか甚だ心許ない。(つづく)

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