いわゆる安保関連法案が参院を通過し成立した直後、中国のあるブロガーが「中国がこの法案を通した」ちゅう趣旨の書き込みをしたらしい。なるほどそない言えんこともあれへんわな。旧ソ連が崩壊してからは政治力学の変化があって、次第に中共が好き放題やらかすようなって行ってんからの。まあ、ソ連がロシアになったかてあんまし変わらへんのんは北方領土返還交渉が暗礁に乗り上げてしもたあることからしても分かるけどの。
中国はさておき、この法案を巡る平和主義者の連中は後世の歴史家からどない悪うに書かれることになるやら。彼らは全ての紛争は話し合いで解決せよと吐かすが、それやったら中東行ってISの親玉説得して来いアホンダラアホ。田嶋陽子女史も「委員会NP]で話し合い話し合い言うんがお好きみたいやけど、それやったらシリアにでもクルディスタンにでも行けや。まあ、その前に読売テレビの近くに桜◯高校あるさかいそこででも予行演習することをお勧めするわ。近所の暴力中学生相手でもかめへんぞ。
田嶋ら平和主義者が考えてる以上に人類はアホで、暴力と恐怖でもって人民を抑圧したがる衆が地球上にはまだまだようさんおんのが現実なんはISと中ロを見るまでもなしに、その辺の中高生見とったら分かるやろう。政治は現実の世界に則ったモンであって、そこに理想を掲げたかてロベスピエールみたいになるんが関の山やちゅうことは歴史が示しとる。平和主義者の多くは歴史を学ばへんちゅうよりか、歴史をしらんさかい平和主義者になってまう言うた方が正しそうやな。
彼らは安倍晋三のことを軍国主義者やの帝国主義者やのヒトラー・ムッソリーニの類やのと言いたい放題吐かしとるが、わしは安倍のことを標準的な政治家や思うぞ。大体それは国から真実をしらされてへん中韓の哀れな衆と一緒のセリフやないかアホ。習近平やクネクネおばはんの方がマトモな政治家や言う奴が近くにおったら病院連れてったれ。
なお、この安保関連法はわしも違憲の可能性が高い思う。せやけど、こない高度に政治的な問題をはらむ法に対して最高裁が違憲立法審査権の伝家の宝刀をスッパ抜く可能性は低い思う。法治国家において違憲立法が罷り通ることは由々しき問題であるかのように見えんこともあれへんが、国あっての憲法であり、「国破れて９条あり」とは本末転倒も甚だしいやろう。国あるからこそ憲法論争がでけることを忘れたらあかんがな。（つづく）
