NPB各球団の補強可能な期間が終わり、これから今シーズンの◯神のチーム態勢はこのままで行くことに決まった。センターラインが決まらんかったんが混戦をなかなか抜け出せん原因やったが、捕手はともかく中堅手は江越君でほぼ決まりになったみたいやな。梅野君奮起せよ。
ただ、その江越君も終盤には守備固めで大和君に代わらんならん問題がある。打棒は魅力的やけどディフェンスに難があるちゅうのがなあ。そない言うたらそれはハヤ太君かて程度の差ァはあれど一緒やしなあ。大和君は走力があって鉄壁の守備を誇るけども打撃が物足りん。柴田君は守備・走塁は水準以上やし、打撃技術にも見るべきモンがあるんやけど、トータルでは大和君には一籌を輸するモンがあるし、肝心なとこで失策してまうんでベンチとしては使いにくい。俊介君も守備・走塁・打撃ともにそこそここなし、特に土壇場で起死回生の一打を放つしぶとさは瞠目に値する。せやのに先発で起用したら淡泊さだけが目立ってまうねんな。天はなかなか二物を与えてはくれん。
せやけども、１試合に同点本塁打・勝ち越し適時打を打てる傑物はそないにおらんし、浜風が左の大砲に立ちはだかる甲◯園にあって右のスラッガーは得難い存在でもある。今日（29日）みたいに競った試合では守備固めに譲るんはしゃあないとして、当面は江越君先発起用を続けるんが順当なんやろうなあ。
右の大砲で思い出すんが、清宮幸太郎君（早稲田実・西東京代表)やな。彼はまだ１年やから再来年のドラフトの目玉になるんやろうけども、大物になり過ぎてMLBにかっ攫われてまうかも分からんのんがコワイのう。ナンボ本人や父君の清宮監督（ヤマハ発動機）が◯神ファンや言うたかて、松井・清原を超える逸材になってしもたらアメリカかて黙ってへんわいな。◯神は早くも清宮君専属スカウトを考えてるみたいやけど、「宛（当て）とふんどしは向こうから外れる」言うねんさかい、あんまし期待せんとその時を迎えよやないか。
