E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道(49)

 現在の中韓両国の異常さは確かに日本人にとって苦々しいモンであり、ビジネスパートナーとして関わりたないねんけど、前にもちょろっと書いたように、中韓はこのままでエエのやないかとの考え方も成り立つねんな。

 言うまでもなしに、中韓両国はいち早うに主要先進国に踊り出た日本が憎そうてならんことが反日の一つの源泉になったある。もしか、彼らがホンマに主要先進国なりたかったら虚心坦懐に日本の歴史から学ぶ姿勢があって然るべきなんやけど、生憎と「華夷秩序」がそれを許してくれん。

 彼らは日本を無条件に「東夷」として貶めなあかんて思い込んどって、せやから「南京大虐殺」「歴史認識」「旭日旗」「慰安婦」を言い募らなあかんねんな。実はこれらが中韓の近代化を阻む一大要因やちゅうことに彼らは気づいてはおらんか、気づいてないフリしとるねんやんけ。

 日本では安倍晋三渡部昇一のような一部の例外を除いて、歴史は自国を美化してその誇りを堅持するためのものちゅうよりも、過去から教訓を得てそれを未来にフィードバックするためのモンやちゅう認識でほぼ一致しとると思う。つまり、歴史を科学として客観視する姿勢やな。実は、これこそが戦後日本の勃興の原動力になったんやないかてわしゃ思うねんやんけ。行き過ぎた自虐史観はあったものの、それは冷戦体制も手伝って大した傷にならんかったんも幸いした。

 ところが、中韓は「半万年の歴史」がそれを邪魔しとるみたいやねんな。中国は唐の安禄山登場以降下り坂を迎えたものの、そんでも世界で最も豊かで繁栄した帝国を、何度かの易姓革命を経ながらも維持して来てんな。それが清朝なってから益々衰えて欧州・日本という「胡族」に侵攻されたことが悔しゅうてならん。欧州は遠いが日本は隣国なんで一番意識することになるわな。

 大戦によって日本軍に傷めつけられた国民党軍を台湾に追い払って「漁父の利」を得た中共は、「けざわひがし」を国家元首に推戴したことにより「大躍進政策」と「文革」という二度に亘る大失政を冒し、何千万人もの人民の命が奪われた。中国の歴史教科書の現代史の記述は年々貧弱になって行っとるそうやが、こんなん恥ずかしゅうて書けんちゅうのがホンネやろう。

 一方の朝鮮半島楽浪郡設置以来2千年にも及ぶ中華帝国の支配を受け、民族としての輝かしい歴史など殆どあらへん。せやから、訓民正音を制定した以外では大した事績のあれへん李王朝の世宗を「大王」と称し(田制改革の功ありと称するも、中央集権体制を維持して半島の「春窮」発生原因を放置してんさかいこんなんあかん。しかもこの王は、まだ実権なかったとは言え対馬を攻撃しよった(応永外寇)けしからん奴や)、伊藤博文を暗殺して自ら日韓併合への道を開いたテロリストでしかない安重根を「義士」などと祭り上げる素寒貧な歴史しかあれへんねんな。

 大戦後、韓国史上最低最悪の大統領の呼び声高い李承晩は徹底した親日排撃を行って多くの無辜の民を虐殺しよったが、朝鮮戦争勃発直後に泡喰って逃げ出して、憎そいはずの日本に亡命して山口県に「大韓民国亡命政府」を樹立しようと画策する醜態も晒しよった。その後クーデタを経て大統領なった朴正熙高木正雄)は「汚辱に塗れた」朝鮮の歴史を嘆き、それを糊塗する挙に出よった。ここで朝鮮の歴史を正視する態度を取っとれば、日本の無償援助や円借款がのうてもそれなりに近代化への道を開けたやろうに、クネクネのアホ親父はそれをせえへんかった。結局高木は韓国人の日本に対する「謝罪・賠償・技術移転」の古事記根性を増幅さすだけに終わった言うても言い過ぎやナイやろう。こないして「極東のギリシャ」は誕生したんである。

 こないな具合で、東洋史、特に20世紀前後のそれはめっちゃ暗い。平均的な(決して「マトモな」とは言わん)中国人・チョソン人やったら正視に堪えんやろう。これこそが彼らの異常極まりない「歴史認識」のもう一つの源流になったあるんやろう。

 ただ、前にも書いた通り、中韓のこないした歴史認識は間違いなしに自然科学系の学問に対する客観視の目ェも曇らせよるやろから、これから暫くはこの2国から科学部門のノーベル賞が出そうな気配はあらへん。同じように、自動車・電子産業などにおいても独自にイノベーションを達成さすことも難しそうやな。中国人はブログや板とかで恥ずかしげもなしに日本の技術を「コピーしてまえ」言うて憚らんし、韓国人も日本がエエモン開発した直後には「日本から技術者を連れて来い」て書いてござる。

 もし、これら二国が日本を上回る国力があれば日本なんか相手にせえへんに決まったあるし、彼らの悪口雑言罵詈讒謗は日本に対する劣等感の為せる業やて思えばどうちゅうこともあらへんがな。逆に、大陸や半島から日本への口汚い罵りが聞こえて来ェへんようなったらもうオシマイやど。

 せやさかい、日本にとって中韓は現状のままが一番エエて言える訳やな。せやけども、こないけったいな国がこれから千年も続くとは到底思えんのんで、わしらは観念して北京とソウルの断末魔の叫びを聞く心構えをしとかんとあかんねんな。これもまた歴史から得た教訓やねんやんけ。(つづく)