E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

や◯きた◯じん、冥土に引っ越す(34)

 中朝韓が三度のメシと酒の次ぐらい大好きなわしやから、今日(17日)の「委員会NP」は確かにオモロかった。せやけど、ゲストの質があかんかったなあ。

 北◯鮮の専門家の桂雀々いや高英起氏はまだエエとしても、朴一のおっさんはいっつも奥歯にモノの挟まったことしかよう言わんし、富坂聰などはいかにもジャーナリストらしい一面的な観察しかでけん男で、言うことがいちいち信用ならん。

 それに富坂は小学校高学年レベルの日本の産業の発展史すらしらんぐらい程度の低いテレビ芸者やちゅうことが明らかになった。「安かろう悪かろう」は竹田宮殿下の主張される通り戦後の一時期の問題やろう。殿下が明治期の日本の絹製品の質の高さを例に挙げたんは、当時の日本の主力産業が軽工業やったからやがな。明治期の重工業が英国から技術導入しとったから言うて、何で日本の産業がずっと安かろう悪かろうやったと言えるんか。日本で重工業が勃興したんは20世紀に入ってからやけど、三菱長崎造船所は1908年に1万3千トン級の重油燃焼・蒸気タービン式客船を建造し、その技術力が時代の先端にあることを示してるんやんけ。広い視野や多くの視座を持ってる人材はどこの世界にもなかなかおらんモンやけど、マスメディアの世界は知識が偏った奴ばっかしよって集めとんのかと言いたなるわい。いずれにせえ、一斑を見て全豹を卜するんは頂けん。

 中国人はその四千年超の殺伐とした歴史の中で人を騙し出し抜く知恵がやたら発達し、信義を重んじる日本人とうまいことやって行けんようなってしもたあるねんやんけ。そのメンタルをASEAN諸国の人々と一緒くたにするとは、物事を大雑把にしか考えられんジャーナリストの通弊やろな。取材対象にのめり込み過ぎて客観的評価の目ェが曇ると、こういう胡散臭い言論人が出来上がるんやろかな。

 まあそれはともかくとして、北京政府の政策が市民の考えと大きく乖離し、経済面では不動産バブル崩壊が目前に迫るわシャドウバンキング問題解決の見通しは明らかではないわ海外資本は手ェ引き始めるわAIIBは出だしから躓くわ、エエとこなんか一個もあれへんがな。それだけにその体制の崩壊に伴う混乱はえげつないものになるやろうけど、それは北東アジアの正常化に必要な試練やないやろうか。

 北は最高指導者がまだ若いんで、組織の掌握手段として粛清を利用してると思われる。せやけど、ナンボ密告システムが完備されとるとは言うても、そんな異常な手法は長続きせえへんやろうな。正恩君のじいさんの「金日成のパチもん」かて飴とキ◯チならぬ飴とムチを上手に使い分けながら権力の掌握と維持を図って来てんからの。でもまだ30前後の若者にそんなバランス感覚を求めること自体がムリな話で、長谷川氏の言うように左翼の末路の表象なんかもしれんな。

 朴一の言う「反日疲れ」は確かにあるやろうが、あの国は反日が国是であり、アイデンティティなのだ。でなかったら、まだ年端も行かん子供に日本が亡びる様子の絵ェ書かしたりせえへんわい。せやから、疲れが癒えたらまた元の木阿弥やで。それに朴一は「韓国にも論理的に考える人はいる」と言うが、反日のメリット・デメリットを考えてるてその思考の基点が反日やんけ。韓国から反日を取ったら何も残らんから、クネクネが今考えてるちゅう着地点も所詮は反日や。せやさかい、どうぞそのまま反日を続けてくれ。嫌韓ビジネスなんざどーでもエエが、日韓関係が今ぐらい悪いままの方が両国にとって好都合なんやがな。(つづく)