E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

速報・中共崩壊への道(34)

 日本国内の新聞・テレビなどを見てるだけでは中国人の日本への蔑称である「小日本」や日本人を侮蔑する言葉の「日本鬼子」なる表現に直接お目にかかることはまあないが、ネットを見たら中国人のDQNと思しき連中が好んで使っている場面に出くわすことになる。だが、わしも中国人のことを日本のDQNみたいに「チャ×コロ」とは書かない。DQNと一緒にされては堪らんからな。

 確かに日本は人口規模や国土面積のみならず国内総生産(GDP)に至るまでも中国よりも小さいから、小日本であることは一面においてはその通りではある。しかし、彼らが月餅に「打倒小日本」などと刻んで売り出すところを見るにつけ、小粒でいじましいのはむしろ中国人の方ではないかと反駁されても仕方あるまい。◯神ファンが暗黒時代に「打倒西武」言うてたんと一緒である。

 一方の日本鬼子であるが、これは中国人の表現と日本人の受け止め方とにかなりの温度差がある。中国人の考える「鬼」とわしら日本人の考える「鬼」とでは意味が違うからだ。前にも書いたが、中朝韓の「鬼」は「幽霊」の意味であり、海音寺潮五郎が「加藤清正」で書いていたように、彼の朝鮮での呼称の「鬼上官」は、清正公の長烏帽子を被った風体が朝鮮の葬式に出て来る鬼上官にそっくりだったからではないかとのことである。中国内蒙古・オルドス市などに誕生した「鬼城」も同じである。

 つまり、これをRPG調に言えば、日本の鬼が「オーガ」なのに対して中朝の鬼は「ファントム」である(ついでに言えば鬼子の「子」も子供の子ではなく電子・素粒子の子であろう)。それに、日本で鬼と言えば「鬼軍曹」や「鬼教官」などのように必ずしもマイナスのニュアンスではないことに使われるんで、日本人に中国人の意図することがなおさら伝わらないと思われる。

 そう言えば、太平洋戦争期に日本では軍部を中心に「鬼畜米英」が唱えられ、庶民にも広く用いられた。実際米軍は東京・大阪・名古屋を丸焼けにして日本に原爆を投下するなど鬼畜の振る舞いをした訳だが、日本政府と軍部・特高は国民に対して鬼畜として臨んでおったし、その国民も在日米英中蘭人に対して鬼畜な態度を見せておった。

 そして時は流れて70年、その醜い有様を見せているのは中朝韓と来たもんだ。韓国人に対するヘイトスピーチは日本人のレベルを韓国人と同等なまでに下げる愚行だから即刻やめるべきだが、これは法律などでやめさせるものではなく、日本人の良識に則って衰滅させるべきものだろう。そして、良識と対極にある現在の大半の中国人は、自らが曾ての日本人と同じ愚行を繰り返していることに気づいていない。後発帝国主義国家日本は中国大陸で無名の師を起こして米英に追い詰められ、南アジア植民地解放を唱えて対米宣戦した挙句に敗れたが、21世紀のアナクロ帝国主義国家中国は、南シナ海沿岸諸国を敵に回してでも海洋権益を手にしようとしている。わしは中国など対外戦争を仕掛ける前に自滅すると考えるが、自滅した後にもASEAN諸国やインド・オーストラリアなどから引き続き敵視されるのが日本との大きな違いであろうよ。正義は必ず勝つとは言わないが、悪は自らの悪故に必ず亡びるのである。(つづく)