E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

速報・中共崩壊への道(28)

 わしのブログは、右も左もしばき、右からも左からもしばかれることをモットーとして書いている。だから、前回は右をしばいたんで、今回は左をしばく。ただ、「レイシストをしばき隊」などと吐かす集団なんて所詮は在特会の裏返しのような対日差別主義の有象無象の寄せ集めに過ぎず、しばく価値など全然ないが。

 それより問題なのは、集団的自衛権の行使容認幅の拡大を徴兵制への条件整備(「しんぶん赤旗」)などと飛躍した論理の記事を真に受ける国民がまだ少なからずいることだ。遠慮会釈なしに言わせてもらえば、そんなのヨーロッパの近現代史を学んで来なかったアホな連中だわい。

 このブログで何度も何度も書いてきたことだが、ヒトラーの擡頭と第二次大戦勃発を許したのは英仏などに蔓延った平和主義・厭戦主義である。歴史に仮定は許されないが、ミュンヒェン会談で英仏がドイツに対して毅然たる態度を表明しておれば、その後の欧州情勢が大きく変化した可能性がある。恐らくはソ連邦の発言力の拡大もなかったのではなかろうか。

 それと同じことで、韓国に竹島を不法占拠され、中国に尖閣諸島を脅かされているのは、日本の平和憲法が原因であろう。憲法9条2項を撤廃すれば、韓国の竹島からの撤退と中国の挑発の激減が期待できる。戦争をしたくないのは中韓も日本も同じだからだ。

 それに、これも千度書いてきたが、戦争は軍隊があるから起こるのではなく、軍事バランスが損なわれることによって起こるのである。これも我々人類が歴史から学んだ経験則だ。中韓両国が日本を仮想敵国として軍備増強を図っているのに、自衛隊が手足を縛られた状態のままで良いはずがない。朝鮮戦争が勃発した直接の原因は、当時の北鮮軍が明らかに韓国軍よりも優勢であったからだ。真珠湾攻撃前夜の日本のように追い詰められているのなら兎も角、最初から苦戦すると分かっていて戦争を始めるアホはそうはおるまい。

 さらに、日本の集団的自衛権行使容認については、米国もオーストラリアもインドもASEAN諸国も歓迎の意を表明しており、これに反対しているのは時代錯誤的な軍事膨張主義の中国と、反日を国是とする南北朝鮮並びに日本の左翼マスコミだけだ。中国の南シナ海における傍若無人な振る舞いは欧米先進国の批判の対象になっており、韓国の反日はやはり国際的な批判の対象となりつつある。

 今日日、徴兵制は占領地政策には役に立っても、国防の役には立たない。なぜなら、近代兵器はそのほとんどがハイテク化されており、電子・情報工学の知識のない者には使えなくなっているからだ。国家総動員の考え方など第一次大戦後には最早時代遅れになっていて、植民地経営でもしない限り徴兵などに用はない。第一、時代のトレンドは植民地の直接経営ではなく、海外資本による経済植民地主義だ。そんなことは外資に食い荒らされたサムスンヒュンダイを見れば分かるだろうに。

 ところが、左翼政党は党綱領に記されている民主集中制というトップダウン的な組織運営を行っているためにか、常に大衆を愚民扱いし、彼らは風向きによって簡単に帝国主義植民地主義に靡くと決めつけている風がある。つまり、国民はアホだから我々の党中央が指導してやらないといけないという鼻持ちならないエリート意識に凝り固まっていると推測できるのだ。

 左翼の取り越し苦労に及ばず、我々日本国民はアナクロな対外拡張路線に走らずとも、国家と国民を豊かにする知識と知恵を持っているから、侵略戦争の愚行を繰り返すことはあるまい。それに、日韓併合を不完全ながらも内地拡張主義で臨んだにも関わらず、韓国のとどまるところを知らない反日に日本はもう懲りているから、植民地主義などに走ることはますますないと断言できる。民主主義は国家と国民の間の信頼関係によって成り立つものであるが、日本人には信義を重んじる性格が備わっているとわしは信じる。それを端から信じようとしない(ようにしか見えない)政党に国民の支持が集まる訳がなかろう。

 平和が平和憲法によって達成されているという誤った考え方は今すぐ捨て去らなければならない。それは日米同盟によって齎されたものであるが、米国の影響力の相対的低下が叫ばれる昨今にあっては、日本にはこれまで以上の国防力が必要なことは明白であり、自衛隊の活動を妨げるものでしかない条文は書き換えられねばならない。(つづく)