E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

速報・中共崩壊への道(13)

 大韓民国の軍事ほど疑問というか不思議なモンはあらへんな。基本的にこの国の国防は北○鮮対策こそがその最重要課題であって、中露は日米のバックアップを受けてこれを禦ぐんがガチガチの定石なはずやな。ところが朴槿恵が余程日本嫌いなんか、それとも反日にせんと国が保たんからかしらんが、或いはその両方の理由からか、日本を仮想敵国にしとるんやがな。

 まあ彼の国がどこを敵視しようがこの際かめへんのだが、そのせいで北だけでなしに日本にまで備えやんとあかんようなって、さなぎだに苦しい予算の中から対日用の装備まで揃えんならんようなってしもてんさかい、自縄自縛とは正にこのことを言うんやな。

 こんなんではまるで、第一次大戦後の日本の「帝国国防方針」みたいやないか。当時の陸軍はソ連邦に備えて北方に重点を置くべして唱えたが、それは一応理に適ってはおった。ところが海軍は、北方重視では暴れれる範囲が狭まるちゅう身勝手な理由から南方に備えるべし吐かした。この軍事力の分裂が後の敗戦を招いたちゅうことは「教科書批判」でも書いたが、韓国軍もまた日本帝国陸海軍と同じ轍を踏もうとしとるみたいで、これはもうどうしょうもナイ。

 北に対するパリティを確保するだけやったらゼニがかからんで済むのに、日本の自衛隊に対抗しようちゅうのやからゼニかかってしゃあない。そんでも国防力が増強されるんやったらそれなりに意味はあるんやけど、どうもそうやナイらしい。

 わしら一般市民が新たに家を買うときに陥りやすいことは、その家の取得費用(イニシャルコスト)にばっか目ェが行って維持費用(ランニングコスト)に考えが及ばんこっちゃ。まあわしら個人やったらそんな失敗は笑って済ますことかてでけるやろうが、軍隊でそれはあかん。最新鋭兵器は購入してから数十年使い続けるねんさかい、その数十年分のメンテナンスやオーバーホールのためのコストを勘案して導入しやんといかんのだが、韓国ではそれをまるで考えてへんとしか見えんのである。

 せやさかい、空軍が最新鋭の機体を導入したはエエが、不具合が発生した部品を買うゼニがあれへんのでスペアの機体から部品取りをして、しまいには飛べる機体がいっこもあらへんようになるやなんて考えられんような事態になるねんがな。これに類することは陸海軍でもやられとるようで、これは早い話が過分の軍備をしとるからや。

 んでは、何故に韓国の軍部はこないブサイクなことをやらかし続けるんかちゅうと、要するにこの国は開闢以来「国軍」らしいモンを備えて来えへんかったからやないかて思う。前漢による楽浪郡設置以来、チョソン半島はそれこそ今に至るまで中国の隷下にあって、極端な話、ツングース系の高勾麗以外に軍事がマトモに機能した国家はあれへんかった言うてエエやろう。文禄・慶長戦役(壬辰・丁酉倭乱)で活躍したとされる提督・李舜臣の話てホンマなんかてついついうたぐってまいそうになるわい。

 こういう理由で、わしらはどっかの国と戦争することになっても、韓国を味方につけたかて足手まといになるだけで、敵に回しても恐るるに足りんことを心しとく必要がある。朝鮮戦争時の韓国軍は訓練不足でほとんど使い物にならへんかったが、その事情は今も大して変わらんみたいやな。韓国は一連の「クネクネ外交」で米国を大いに呆れさせ、在韓米軍は何時でも北と結べるようにしとくために半島撤退を準備しとるとさえ囁かれ始めとるし、こんなんではひょっとすると北が南を併呑することになりはせんか?