E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

速報・中共崩壊への道(7)

 この連載は半ばタイトルの思いつきがきっかけで始めたんやが、その割りには結構ネタがようさん転がっとって存外書きやすい。それぐらい今の北東アジアは日本を含めてあむない状態にある、て世間で思われてるだけで、わしゃ日中開戦の可能性は極めて低い思う。開戦準備が整う前に中国が今の○神みたいに勝手にひっくりこけてくれるからや。

 わしがいつも「朝寝新聞」呼ばわりしとる朝日がとうとう馬脚を現しよった。いわゆる「従軍慰安婦」の誤報を認めたときに、デキの悪い子供みたいに言い訳しやんと素直に謝罪しとったら、後で「吉田調書」が出たかてまだ会社存続の道は残った思うがそれができず、そればかりか北上彰(たけしが「北上彰」と称して池上氏の被り物しとったんが変に似合とったから、以後わしゃ池上氏をそない呼んでる)に対して「朝日への批判でも何でも書いてくれ」言うときながら、口を拭うて朝日批判の原稿をボツにするなど信義に悖ることを平気でやらかすようでは、最早この社も大阪地裁に民事再生手続き申請する日も近いわな。女子高生が電車の中で「わーあの人朝日読んでる」なんてこと言うたとか言わなんだとかなんてどこぞの板に書いたあったそうな。近所の駅の売店でも朝日の売れ行きは明らかに悪く、こんなんでは広告を引き上げるとこも多いやろう。

 朝日への批判・非難の類は早くもされ尽くした感があるんでここでは繰り返さんが、なして自称日本のクォリティペーパーが日本を代表する便所紙に成り下がったんかを考えることは無益ではあんめえ。そんでもこれは中国問題がテーマのブログやさかい、できるだけ中国に絡めた話の持って行き方で進めることにするが、中国が全然出てけえへんこともあるやろう。参考文献としてわしのネタ本の一つである「新聞を疑え」(百目鬼恭三郎元朝日新聞東京本社編集局編集委員)を用いる。これはかれこれ30年も前の本やけど、その中身は現在でも通用することが書いたあって、全然古くなってへんのである。

 まず、これはどこの新聞でも言えるこっちゃが、新聞社は世の中に潜んでいた見逃せん事実を残らず抉り出してそれを厳しく断罪する言論報道機関であるやなんてことを信じてる素朴な人は今でも地方によっては結構おるんやないかて思うが、そんなんは全くの買被りに過ぎんてことを言うとく。その証拠に、あのオウム事件が起こった時、テレビは言うに及ばず、新聞までオウム一色に染まってしもてんがな。つまり、新聞は1面からラテ欄に至るまで全て三面記事化してしもて、他の重要なニュースは埋もれてまうようでけたあるねんやんけ。要するとこ「朝日」も「大スポ」も大して変わらんいうこっちゃ。

 でも、それぐらいやったらまだエエ。まだ日本が中国と国交のなかった頃、日中間で新聞記者のやり取りをするに当たって、中国は「日本政府が中国を敵視せぬこと」「米国に追随して『二つの中国』を作る陰謀を弄さぬこと」などを条件につけた。自由陣営のジャーナリズムでは考えれん話やが、一大事件の取りこぼしを防ぐためにとりあえずその条件を飲むことにした。日本以外の諸外国に対しても恐らくはこれに近い姿勢で臨んでおったんやないかて想像でけるさかい、このことについては問うまい。

 ところが、日中国交正常化を契機にこの条件が撤廃されたにも関わらず、朝日の特派員はその後もこの姿勢を貫いた。撤廃前にサンケイや中日・東京新聞特派員がおん出された例があったにせよ、諸外国の特派員が中国に対して批判的な記事を次々と配信してる傍で、中国に都合の悪い記事文を悉く握り潰したとまで噂される。彼らが本社に送る記事文は毛沢東を無条件に礼賛し、林彪・四人組に媚態を示す態度に満ち満ちておって、どない見たかて「文化大破壊」でしかあらへん文革の成功を信じて疑わんぐらいに共産主義にかぶれてなかったら書けんような代物やったらしい。つまり、朝日の北京特派員は北京政府の対日プロパガンダ要員を勤めるチラシ記者でしかなかってんな。

 そんなことばっかしとったからやろか、第一次天安門事件時に朝日の特派員が中国の群衆にボコられた。原因は不明やけど、文革を苦々しく思とった民衆が、四人組への幇間記事しか書かん朝日に怒りの刃を向けたとしたかて変ではないやろな。こいつらの中に記者魂など微塵もあらへんやろう。これが朝日の正体なんである。

 朝日の社員や企業年金もうてるOBには気の毒ではあっても、この社は一旦潰れた方がエエと思う。せやけど、何もこの世から消えてのうなれとまでは言わん。どうせ毎日新聞や朝日よりもっと左寄りの「しんぶん赤旗」の売れ行きが良うなるだけやからな。実際、中日新聞とかはウハウハ状態やそうやからな。それやったら、この事件をきっかけに健全な高級紙に生まれ変わる方が余程世のためになるやろう。でも、朝日の抱える問題はこんだけやあれへんので、それについては次回も取り上げる。