わしは以前狩野君を捕手として酷評したことはあるが、打撃面では誰もが認めるものを持ってたし、故障に悩まされへんかったら外野の定位置を掴んでたかもしれん思う。それだけに、鳴尾浜で再起のために少ないチャンスを窺う姿を見とって、思う所なしとはせんかった。
良太君が腰いわして離脱したんは残念やけど、それに代わって「○神に狩野あり」を見せ付けてくれたことはやっぱし嬉しいのう。ハヤ太君には悪いけど、打ち出したら止まらんクラッチヒッター的なとこあんねんさかい、首脳陣は右左関係なしに明日（30日）も先発右翼手でつこてくれんかねえ。
ベンチに残った最後の野手として代打出場して、G豊田君から打った左翼線へのサヨナラの一撃をわしゃまだ鮮烈に覚えとるで。高卒14年目のベテラン言うたかてまだまだ年齢的には中堅所やがな。一花も二花も咲かせるだけの時間はたっぷり残ったあるねんさかい、若手に負けんだけのしぶとさを見したれや。
