E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

憲法九条と平和主義は阿片煙なり

 アホな右をぶっ叩いたら今度はアホの左もしばかんとバランスが取れん。それに、現在のきな臭い北東アジア情勢を見るにつけ、ウヨクよりもサヨクの方がより性質が悪いように思える。おまけに左巻きの連中は平和主義を信奉しとるんが多いさかいますます厄介や。

 わしかて戦争だけは御免蒙りたいが、平和主義者ちゅうか「平和主義教」「憲法九条教」なる阿片煙吸うて「ラリり」になった連中には、平和主義の危険性をどんだけ説いたかて一向に効果があらへんのである。この種のラリりは朝寝新聞や売日新聞の熱心な読者に多そうなんやが、これら有害マスメディアが行うバイアスのかかった世論調査によってラリりはますます力を得るから迷惑この上ナイ。

 平和主義者共は、平和憲法を捨て去ったら軍靴の音が聴こえるようなるやなんて吐かしよるが、その言に何の科学的根拠もあれへんのは明白や。むしろ平和主義を掲げて自衛隊の手足を縛ることの方がより戦争を呼ぶことになるちゅうのがわしら「反平和主義者」の考えや(一応言うとくが、わしは軍国主義信奉者でも戦争フェチでもあらへんど。わしゃ純粋に戦争を回避する目的で反平和主義を主張しとるんである)。ポジティブリストを渡されてそれ以外のことがでけん軍隊には個別自衛権すら満足に行使でけん脆弱な力でしかなく、こんなん敵軍の好餌でしかあらへん。侵略者は弱い軍隊しか持ってへん国を侵すんが歴史の定式であって、強力な軍隊を持ってる国にケンカ売るんはアホやろう。

 それに、将来の平和主義者予備軍の中高生の間で、集団的自衛権の容認で徴兵制が復活するやなんてデマが飛び交ってるらしいが、んな心配は要らん。以前に軍事漫談家井上和彦氏が「や○きの委員会」で言うてたように、今の軍隊は陸海空の区別なしに電子化・IT化が進んでて、そこらでヨタってる連中なんかものの役に立たんどころか「むしろ邪魔」や。近代化された軍隊で要るのんは専門教育を修めた人材だけなんで、んなことコワがる前にもっと勉強さらせちゅうんじゃアホ。

 逆に、集団的自衛権の行使を認められた強力な軍隊を持つ日本が、またぞろ十五年戦争みたいにアジア諸地域を侵略せえへんかちゅう懸念を言う連中もおるみたいやが、そんなん自ら中国やロシアみたいに世界中の嫌われ者になりに行くようなモンやがな。日本は他国を侵略しやんでも立国でける条件を備えた世界有数の国やし、こんなん民主主義国家が対外戦争を起こしにくいちゅう歴史上の定式もしらんアホの戯言やろう。

 「や○きの委員会」で、ある人の「軍事と外交は車の両輪である」との言説に対して小池晃日本共産党副委員長は「その考えは古い」と喝破したが、それはわしも認める。んでから、この番組で田嶋陽子憲法九条は先進的な制度と事ある毎に主張してるが、それもまたその通りや。この考え方は、将来の世界で高く評価される可能性があるとさえ思える。

 せやけど、現状において小池や田嶋の考え方は唾棄されるべきやともわしは考える。要するにこれは新し過ぎる考えやからや。何で新し過ぎるかちゅうたら、軍事力が世界を支配するちゅう「古い考え」を持つんが世界標準やからやんけ。それは中ロだけやなしに、衰退の始まった超大国アメリカかてせやろう。んな国際環境の中に在って、条件付きとはいえ戦力不保持・交戦権否定やなんて大時化の海に小舟で漕ぎ出す愚行やろう。こんなんは少なくとも中ロが民主化してからでなかったら早すぎるイデオロギーや。いやいや、宇宙人が攻めてきたら対応でけんから、やっぱし間違うたイデオロギーの可能性もあるわの。

 こんなちょっと考えただけでおかしいて結論が出る平和主義を信じるやなんて、阿片吸うたラリりと一緒やないか。そんでも、朝鮮戦争にもベトナムイラク戦争にも派兵せんで済んだんは平和憲法のおかげやちゅう一片の真実があるから、このテのラリりからヤクを抜くんは困難を極めるんである。福田恒存ならずとも「言論のむなしさ」を感じざるを得ん理由がこれなんやな。