E-BOMBERのアホアホブログ

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(中国バブル)マンション群は中共の墓標か(2)

 終の棲家のために大枚を叩くんは中国でもそれ以外の国でも一緒のことやが、それが一番報われんのは中国人民かもしれんのう。何せ、見た目だけは豪勢なマンションの中身がオンボロでは、わしら日本人の目ェにも彼らが哀れに映るんである。

 2012年、湖北省省都武漢を暴風雨が襲った後、同市のあるマンション(築2年)の65%が一斉に雨漏りしたちゅうねんさかい凄まじい。余程エエ加減なコンクリつこてなかったらこうは行かんやろう。

 問題は雨漏りだけやナイ。日本のマンションの場合、水道配管は腐蝕せん樹脂を使うねんけど、ここでは未だに金属配管らしい。これがものの数年で穿孔されて漏水してまうらしいねん。銅管やったらそない簡単にあかんようにならへんから、多分安いちゅうことで鉛つことんやろうのう。

 そこへ持って来て、水道水がきちゃないさかい塩素バンバン入れて給水するモンやから、水道管の傷みやすさに拍車がかかる。さらに悪いことに、配管は周りをコンクリ打って固めてしもてるさかい永久に換装でけん。そんなこんなの理由で、北京の上水の漏水率は15-20%にも上り、これは中進国レベルやそうや。東京の3%は別格としても、日本全体の8%にすら遠く及ばん。マンションの林立で水道管の総延長距離がうなぎのぼりであることを考えたら、この値はさらに悪化することが懸念される。

 そんでのうても水資源の乏しい中国大陸やのに、こんなしょうもない理由で貴重な上水が浪費されて行ってるんである。マンション建設がこれからも続くことを考えたら、状況は日に日に悪化を辿ることになるんは間違いあらへんな。

 こんなお粗末なマンションやさかい、25―30年でオシャカになってまうねんな。そんなんでは不動産価値を云々する以前やから、どんだけ金融緩和続けてもいずれ値崩れしてまうわいな。それによる融資の焦げ付き額はリーマンショックの比ィではなく、一発の鉛玉を使わんでも多くの人が死んでまうやろうな。大恐慌は戦争並みの破壊力あるからの。

 この過程で北京政府が瓦解するんはほぼ必至で、最悪の場合全土を巻き込んだ内戦なって、日本その他の国に及ぼすダメージは恐慌だけやのうなってまうやろう。わしらはどないしたらエエのや。(つづく)