E-BOMBERのアホアホブログ

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過大な人口も中国を滅ぼす(2)

 中国の公称人口14億は、必ずしも国力の象徴やない。むしろ中国の国力を傾ける最大の要因やないかとさえ思える。この過大な人口こそが中国を蝕んどるねんやんけ。




 俗に中国人が足のあるモンで喰わへんのは机ぐらいやないかて言われる。いやいや、足のあらへんのんまでくてまうねんがな。中華料理で「竜」の字ィついたあるんはヘビかもしれんさかい気ィつけれ。「虎」はニャンコやから、わしら〇神ファンは絶対にくたあかんぞ。




 つまり、この国は気候が苛烈で、通常食物にせえへん「竜虎」まで食さんとあかんぐらい食い詰めたあんねん。伝説の夏王朝初代王「ウ」(マイクロソフトIMEはホンマに使えん)は治水ばっかしやっとったそうやが、それぐらいせんとどもならんぐらいやってんがな。わしが以前ここで「夏王朝からやり直せ」て書いた理由がこれなんやな。しかのみならず、莫大な人口がこの国土を喰らい尽くしてるとさえ言える。




 せやけど、なまじ国土面積が広いことから、「この耕地があかんようになったから別のとこ耕したらエエやんけ」てな具合でやって来てんがな。穀倉地帯がある時代は江浙(江蘇・浙江)、またある時代は湖広(湖北・湖南)と変遷したんは、明清朝海禁政策(対外貿易の制限または禁止)の影響があったにせよ異様と言わざるを得ん。こんなんでは国民が国土を大事に利用しようちゅう発想なんか出てけえへんわな。




 「漢民族」とは漢王朝を興した民族の末裔のこととは違う。漢朝の中核をなした民族のことを今日では「客家」て言う。これは「他所から来た者」いうた意味で、客家の著名人としては鄧小平がまず挙げられる。この客家こそが、時の権力者の都合で、前の王朝の中軸をなした連中を辺境の地に追いやることを当たり前のようにやらかしとったことを示す。こんなんでは、農業のノウハウの伝承がうまいこと行く訳もあらへんで、単位面積当たりの収量が日本のそれを大きく下回るんは、気候条件の劣悪さを差っ引いても問題になるやろう。




 つまり、この国の歴代王朝は民を雑草と同一視し(せやから「民草」て語がある)、彼らを健全に育成することをせえへんかったが、この姿勢は現在の北京政府にも連綿と受け継がれとるねんな。せやさかい、中国の民衆は国家に対して忠誠を示すことなどあらへんし、一旦国が傾いたらその混乱は他の国や地域のようなレベルでは収まらん。




 国土と国民を大事にせえへん国家が滅びることは、歴史が証明しとる。せやから中国大陸では不毛な易姓革命が繰り返されとってんな。んでもって、歴代の国家から苛斂誅求を以て遇せられて来た国民が国家と国土を大事にするはずもあらへん。しかもや、現代中国の国土を台無しにしとるんは鉱工業だけやなしに農業の現場もそうやが、その詳細を次回に書くことにする。(つづく)