ABCの「ナイトinナイト」水曜日にや〇きた〇じんが 出とったとき、番組内に「我輩は歌手である」ちゅうコーナーがあったらしいが、言われてみたら確かにこの男は歌手である。上島竜兵に「さすが元歌手」て言われて、「俺は今でも歌手じゃ！」ておがってたこともあったらしい。
MBSの年末特番で例の「必殺カメラ目線」して、円広志に向かって
「円、お前な、歌手やろ」
言うたら、傍におった角淳一が呆れて「あんたが言いますか？」。
や〇きは確かに「歌うヤカラ」やけど、その甘い歌声は普段のダミ声から想像でけんぐらいや。せやけど所詮ゴキブリさんがムリからスズムシの声出しとる訳で、しまいには声帯にポリープこさえてまう事態に陥ってんな。以下は「た〇じんのばぁー」（YTV)でのポリープ治療のドタバタ話である。
担当医から「これから私共一所懸命手術さしてもらいますけど、治療が完全に終わるまで、タバコは厳禁です。ほんでから、一言でもしゃべったらあきません。そうでなかったら、治癒の保証はできません」言うて脅されたそうや。
せやけどこいつは古館伊知郎と一緒で口から産まれたみたいな男やさかい、しゃべるな言われたら余計しゃべりたなるらしい。ベッドに横たわっとるときに「しゃべりたい虫」が騒いで、せめて大声でしゃべるフリだけでもしよういうて口大きいに動かそうとしたら「筋ちごてん」。アホか。
しゃべられへんのんで筆談用にスケッチブック用意しとってんけど、鶴瓶が見舞いに来たとき、そこに「忙しい時にすまん」て書いて見したら鶴瓶がそれをひったくって、
「気にするな」
て書いて示してん。や〇きはイーッてなって「お前はしゃべれるやろが」て書いてんやんけ。こいつらアホか。
禁煙も最初のうちはまあどないか耐えられてんけど、３日目にもなったらもうガマンでけんようなって、中学生みたいにトイレで一服吸うことにしてんな。３日もやめてると一服つけただけでクラクラーて来て、背中でついナースボタン押してしもた。ほしたらデカイ声で「大丈夫ですか！？大丈夫ですか！？」て扉ドンドン叩きもって来てんけど、しゃべられへんのんで身振り手振りで必死のパッチで「違う、違う」て主張しとってんとよ。ほんでタバコも医者にバレてごっつい怒られてんやんけ。とことんアホやこいつ。
そんなこんなあっても手術は成功した。医者から声出してごらん言われて「アー」とか言おう思てもコワあてなかなかうまいこと出せん。思わず
「声出ェへん」
それが手術後第一声や。医者は「出とるやないか、バカモーン」。
や〇きは病院をコントやるとこと間違えたらしい。ホンマにこの男は私生活全般にまでお笑いが染み付いとるぐらいおもっくそアホである。（つづく）
