E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

「新しいみんなの公民」もあかんかった(42)

 「世論」を「せろん」てだけ読ませるんはどうか思うど。こんなんでは世論が元々「輿論」て書いたこと になかなか逢着せえへんのと違うか?「防御」を「防禦」、「講和」を「媾和」、「専制」を「擅制」て書くんが、大人の好事家を読者に想定しとるわしのブログのスタイルやけど、教科書は旧字体で書いたある新聞の大見出しを「対日北方攻撃地点破砕」て解説するぐらいのことしやんと、多くの生徒の理解を得られんやろう。一字でも字ィ読めんと興味を殺がれる生徒かておんねんど。




 それにや、サンゴに「KY」て書いて記事捏造(ねつぞう・でつぞう)したんは「朝寝新聞」のアホトロッコやて書いた何であかんねん?まあ、んな瑣末なことはこれぐらいにしといてやな、戦時中のマスコミが国民を欺いたんは事実やけども、当時の新聞・ラヂヲが検閲の対象にもなっとったことも書いたらんと、当時の記者も浮かばれまいよ。中学の教科書やいうたかて、あんまし戦時中の社会を単純化するんも問題や思うど。中野正剛などは「戦時宰相論」なるいとも穏当な言説を朝寝紙上で発表したら、東條英機に追い回された果てに非業の死を遂げてしもてんからの。




 マスメディアが行政・立法・司法と並び立つ「第四の権力」であるちゅうことを書いといた方が、後学のためになるんちゃうやろか?せやさかい、わしはそのうちこのブログで、新聞やテレビがどんだけエエ加減なこと吐かしとるんかをいちいち挙げてしばき上げたい思う。政府や個々の国会議員しばくだけやったら不公平や思うさかいの。




 雑誌の欠点は速報性の欠如だけやあらへんぞ。「ハシシタ」を載した「週朝」のみならず、「新潮」も「文春」も過去にほらもうえげつない程に醜悪な記事どんだけ垂れ流しとるか。新聞や雑誌の世間への影響力に長期低落傾向が見られる理由には、単にネットやケータイが出て来ただけやのうて、記者の総合的能力が年々低下しとるんかてある思うぞ。何でやいうたら、それら新規参入組のメディアは玉石混淆どころか欠けた瓦の方が圧倒的に多いのんに、瓦と玉との区別がつかんアホな一般人の支持を集めれる「発信力」を持っとるからやないか。わしを含めて、世の凡百の書き手のモノする文章なんざ便所の落書きに毛ェ生えた程度でしかあらへんのだが、大多数の人間は己の体に似して穴掘る生き物やねんさかいの。そんなんにすら負けそうな週刊誌ごときが足りんドタマ絞って掘り下げたかて、出て来るんは何程の価値もあらへん石コロだけやて。(つづく)