E-BOMBERのアホアホブログ

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「新しいみんなの公民」もあかんかった(37)

 日本が一応民主化してから70年近くが経過するが、そんでもまだ共産主義を民主主義の一種と思い込んどる救いようのないアホがまだまだ結構ようけおるみたいなんで、民主主義と共産主義の大きな違いを書いとくことにする。




 共産主義を民主的と勘違いする理由は、どうも全ての人民が平等であることを「民主」であると思い込んどるからみたいや。そういや、戦時中の日本でも「共産主義は民主主義だかやり方がまずい」やなんて意見が歓迎されとったそうやしな。まあ確かに平等は民主主義の必要条件やけど、十分条件とは違う。




 民主主義国家ちゅうのは、分かりやすうに言うたら、国民が時の政権を気に入らんと考えた時に、それを非軍事的な手段で倒すことがでける国のことで、その手段を自由選挙で選出される議員からなる国の議会(日本の国会など)が提供する国のことを議会制民主主義国家ちゅうんやんけ。抑も、憲法共産党の指導的立場が記されとる共産主義国家が民主である訳がナイのだ。




 それに、民主主義は少数意見を尊重することもその要件の一つに挙げられるんやが、共産党では民主集中制なる党中央の中央集権的な支配がされとって、しかも党員が党の内外で党運営に関して意見を述べる自由すらあらへん(日本共産党綱領)ねんさかい、これのどこに民主があると言うのか聞きたいわい。トップダウン共産主義で、ボトムアップが民主主義であるとも換言でけそうだ。




 民主主義てどんなんかを説明すんのにはこれぐらいの工夫が必要やろう。いかにも教科書的な平板な文章では理解でけへんかって、共産主義を民主的やなんて漠然と思い込んでまうアホが拡大再生産されてまうんやろか。




 教育ではどんな形であれ教わる立場の人々に正確な知識を授けた方が勝ちなんやんけ。体裁にばかりこだわって一番大事なことをおろそかにしとる今の学校教育は大きく改めやんとあかん。(つづく)