E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

わしは単純な○神ファン(211)

 わしが聖地に観戦しに行った5月17日に今季初めて登録された柴田講平君やが、プロ初本塁打がきっかけで打撃開眼したんやろか、文字通りポスト福留君の最右翼に躍り出た感がある。右にも左にも打つことがでける打者は一人でも多い方がエエさかい、選球眼を磨いて大成して欲しいのう。矢野さんは「これがもう最後のチャンスかもしれん」て言うてたが、ライバルが多いだけにそれはホンマの事やろうのう。


 これはわしの今年イチ押しの大和君かて安閑とはしてられんようになったのう。今季初めて2番を外されたり代打出される屈辱を味わうことになったが、福本さんも言うてたけど、まだ中堅手のポジションをがっちり獲った訳とは違うんで、2番として他のチームメイトに追随でけん業を身につけて欲しいのう。


 西本幸雄氏はブスの監督時代、左方向にコツンと当てて出塁することを狙う福本さんをつかまえて、「ツボにはまったら一発を打てるようにならんかったら上では使わん」て叱責したらしい。福本さんはそれで奮起して、南海の藤原満氏がつこてた「つちのこバット」で本塁打打てるようになって、日本球界一の一番打者になったそうやがな。一発とは言わんが、長打の頻繁に打てる選手にならんと定着はでけん。具体的な数値を挙げるなら、長打率(塁打数を打数で割った数値)4割台前半は欲しいとこである。


 矢野さんの話が出たんで思い出したが、彼は競った試合の7回8回にマートンに代走を送ることに疑問を呈してる。確かに、延長に縺れ込んだことを考えたら彼の不在は痛手であることは間違いあらへんし、1試合毎の勝敗にこだわるんやったらそれは明らかに間違った選手の起用法やとわしも思う。せやけど、チームの今後のことを考えたら、今の起用法も決して間違うてはおらんように思う。


 野球でも「実戦に勝る育成法なし」て言えるやろう。それも、観客がようさん見てるとこで代走や守備固めの経験を積むことが、若手にとって後々生きる貴重な財産になる。ましてや、打席が巡って来ることの貴重なことは改めて言うまでもあらへんわのう。狩野君は今は育成やけど、彼が一軍の戦力として定着するきっかけなったんは、あの読売戦の延長でのサヨナラ二塁打やってんからのう。俊介君や田上君も、柴田君に置いて行かれへんように頑張ってくれ。いや、浅井君や林君のように実戦経験豊富なプレーヤーのブレークも大いに結構である。鳴尾浜組よ、右翼・中堅を狙え。