E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

全国高等学校野球選手権大会が気になる(7)

 6日目第2試合は、済々黌高校が3-1で鳴門高校を下したが、済々黌の3点目が極めて頭脳的な得点やったことは記憶に留める必要がありそうや。わしもアホやさかいしらんかった。


 7回裏済々黌1死1.3塁で、打者が打って遊直で打者アウト。その後、飛び出してた1塁走者が送球が6-3と渡ってアピールプレーでアウトとなり、守備の記録として併殺が成立した(打撃の記録は併殺打ではない)。


 ところが、1塁走者を野手がベースタッチしてアウトにするよりも前に、同じく飛び出してた3塁走者が本塁を駆け抜けてて、守備側が3塁ベースでアピールプレーをしてなかったことから生還が認められ、この回に済々黌に1点が入った(1塁走者がアピールアウトを宣告された後からでも、改めて3塁でアピールプレーしとったら、アウトになるんは3塁走者に変わって、得点は認められんかったらしい。詳細は野球規則7.10を参照せられたし)。


 済々黌の3塁走者中村謙君は「ドカベン」(水島新司)読んでこれを知ってたらしく、正にしてやったり。野球は頭から強くなれることを示した。どこぞのこんじょ焼きとは大違いやな。


 実際、済々黌高校は熊本最古の歴史を誇る高校で、文武両道で知られる正真正銘の名門校である。実際、卒業生は狩野直喜(漢学・歴史学)・姜尚中政治学)・松岡利勝ナントカ還元水)・細川隆元(放談家)・くりぃむしちゅー(お笑い芸人)・財津一郎(ピアノ売ってチョーダイ)・田中義三(よど号)・梅津美次郎(陸軍大将・獄死)・武藤章(陸軍中将・法務死)と、上から下まで文字通り「多士済々」である(但し梅津と武藤は卒業前に陸幼に転出。両者ともA級戦犯とされたことには一部から疑問が提出されている)。