E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

(倫敦五輪・柔道)日本柔道よ、驕る毋れ。

 今回の五輪で、柔道の「金」は女子1、男子0で終わった。これは言うまでもなしに史上最低の記録である。


 せやけど、何時かこういう時代が来ることを、東京五輪ヘルシンキに変更後中止)招致に奔走した講道館嘉納治五郎氏は予見しておったに違いあるまい。五輪競技に加わるちゅうことはそういうこっちゃろが。五輪競技になるちゅうことは、競技の国際化が進んで、発祥地の地位が相対的に低下して行くことを意味することは、わざわざウィンブルドンを例に挙げやんでも分かるこっちゃろが。


 せやさかい、何時までも「金を獲らなんだら意味がない」やなんて吐かしとる日本柔道界のアナクロ且つ国際感覚の欠如には呆れるばかりである。そないなアホみないな考えから何時までも脱却でけんかったればこそ、金が1つしか獲れんかったんやないかてわしは思うぞ。日本柔道よ、驕る毋れ。


 むしろ、柔道で金の数が激減したことは、柔道がJUDOとして世界に定着したことを意味することで、喜ばしいことであるとわしは考える。これは別に負け惜しみでも何でもなしに、世界各国の格闘家たちに、日本発祥の格闘技が愛されてることの何よりの証拠でもあるからやんけ。ブラジルに至っては、競技人口は日本より多いそうやないか。グレイシー柔術とかも加えたらもっとやな。


 せやから、日本もフランスやロシアと同様に五輪や世界選手権に柔道家を送り出す一国家として再出発することを切に願う。「獣欲業を性す」いや「柔能く剛を制す」は、「強きを扶け弱きを憎む」いやこれはタケちゃんマンや、もとい「弱きを扶け強きを挫く」にも通じる素晴らしい思考なんやから。全然説得力あらへんな。