E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

高座以外の場所でいらんことした立川談志

 落語家の立川談志が死によった。これでもう「談志が死んだ」ちゅう、シンプルでありながらようでけた回文が使えんようなることが決定的になった。


 この談志ほど毀誉褒貶の激しい人物はわしゃ他にしらん。確かに、高座に上がったときはほらもう他の凡百の噺家なんか問題ならんぐらいの実力を発揮しとってんからな。それについてはわしも賛辞を惜しまんが、他の場所での言動は、南光師匠(べかちゃん)がこいつを「高座に専念しなはれ」て面罵したことを全面的に支持したいぐらいえげつなかった。


 こいつが「た○じんのばぁー」に来たとき、や○きに向かって「お前は下品なんだよ」て言い放って、や○きと番組の中で大ゲンカなってんやんけ。それだけやったらまだしも、こいつは東京帰ってやな、「や○きた○じんを使うな」て言うて回ったせやないか。「おのれの方が下品なことさらしとるんやないか」て、や○きが怒るんもムリからんこっちゃな。こういうんを、目クソ鼻クソ(ちゅうか、鼻クソ目クソ)の類ちゅうんやろう。


 「落語は人間の業の肯定であり、また人間の業を嘲笑うものである」ちゅうことは、わしも同意するがの。実力があって気に入らん人物の死に、複雑な気分を抱かざるを得ん。