夕べの大阪はアホほど暑かったのう。「大阪のチベット」の能勢まで熱帯夜やってんからの。いつもの夏やったらエアコンの終夜運転しとるとこやが、節電の夏やさかいそれはあかん。団地であるのをエエことに寝床側の窓ガバ開けにして、風通るように部屋の扉半開きにして、枕にアイスノン乗して寝たがな。梅雨時にしては暑かった気候に体も慣れとったと見え、存外寝苦しさは感じへんかった。或いは、寝る前に打ち水してんけど、その効果もあったんかもわからんな。 これが他の地域やったらカゼひいてるかわからんが、今の大阪やったらその気遣いもいらんわな。
やけど、やっぱし気になるんは平日の昼間やな。昨日（８日）の関電のでんき予報によると、供給限界一杯一杯やったみたいやがな。これから夏本番なること考えたら、まだまだ節電しやんとあかんちゅうこっちゃな。
産業分野の節電はほどほどにしやんと、景気回復に悪い。一般家庭で夏場にいっちゃん電気喰うんは言うまでもなしにエアコンや。これを効果的にへずれるか否かが、この夏の電力逼迫状況を乗り切るカギになる。
夏の昼間の一番の電気のムダ使いいうたら、おかんが一人でLDKのエアコンつけて大画面テレビつけて転寝しとるこっちゃな。今年に限っては、こんなことさらしとるおかんは非国民や。
せやから、団地とかの集会所を開放して、エアコン効いた畳の間にテレビでも設えて、ヒマなおかんはそこに集まって、テレビ見るなりゴロ寝するなりしてもうたら、結構な節電なるで。プライバシーあらへんのが難やけど、国難を乗り切るには、それぐらいガマンしてもらわな。
ショッピングセンターの類で冷房を弱めてるとこもあるみたいやけど、家のエアコン止めて涼みに来てるおばちゃん多いねんから、これは考えモンなんかわからんな。売り場の電気暗うしたら購買意欲殺ぐことも考えれる。やり過ぎはエエことがいっこもないことも考えるべきやろな。
