雨の中、双方やりにくい試合やったやろう。うっとこは下さんが崩れ、広島は大柄の篠田が打たれた。
こないな試合の場合、思い切った先発の見切りがでけて、リリーフが試合を作り直せるだけの層の厚さが勝敗を分ける。渡辺→小嶋→福原→小林宏は、失点１やからうまいこと行った継投やったが、広島の救援陣は抑えるのと打たれるのとがはっきりしてた。これでは、先発の見切りに思い切れんわな。
解説席の有田氏も言うてはったが、○神はピッチングスタッフようさんおんねんさかい、スパッと代えるんが定石やな。ただ、これには条件がある。中継ぎ投手陣は消耗品であり、久保田や渡辺を基準に考えたあかんちゅうこっちゃ。江草君はヘタリが見えてしもたし、時々先発に戻したり、先発陣同様に原則ローテを組むことも考えられたい。毎試合１回ほらすんと、１試合置きに２回ほらすんでは、疲れ方かてちごてくるはずや。「JFK]とかは短期的には凄まじい威力を発揮するんやろけど、これは、鉄腕投手久保田や球児の心身に支えられてのことでもあり、ジェフなき今となっては、中長期安定の救援陣を構築するんが現実的やないやろか？
今はまだシーズンも序盤やし、今日（１２日）みたいな細かい継投で逃げ切る試合もあってエエやろう。やけども、夏場にはこんなんやっとったら大事な終盤に息切れする。真弓監督には、１年をどない乗り切るかの采配が求められる。
