午後3時前に揺れを感じたときは、「えらい長いこと揺んなあ」と思っただけのものであった。
んで、 家のテレビつけたら、サンテレビまで災害特番やっとるがな。まさかこないえげつないことなっとるとは夢にも思わなんだ。震害も相当出てるみたいやけど、津波による人的な被害の方が余程えげつなさそうである。
こうなると一番に思いつくんは、明治と昭和初年のいわゆる「三陸大津波」または「三陸大海嘯」やけど、専門家の言うには、「平安時代に、陸前で海岸から5km近く内陸に入ったとこまで津波が押し寄せたことがある」ちゅうんで、「理科年表」で調べてみたら、確かにあった。
(869年7月13日(貞観11年5月26日)に、三陸沖を震源とする、M8.3(推定)の巨大地震揺って、多賀城下などを津波が襲って、溺死者1千人を出した。大火災も起こって、夜も昼みたいに明るくなった。津波マグニチュードは4と推定される)当時の溺死者1千人やから、マスコミがなかったことを差っぴいても相当えげつない被害やったことが窺える。
つまり今回の地震(M8.8)・津波は、当に千年に一度起こるか起こらんかのもんやってんな。津波で家屋とかが流されてる場面など見せられては堪ったもんやないで。
巨大地震で発生した津波のエネルギーは、そない簡単に消えてのうならんらしい。命が惜しかったら海とかに絶対近寄ったらあかんで。