E-BOMBERのアホアホブログ

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「つくる会」の教科書もこれではアテにならんな

 今日(8日)「や〇きのそこまで言って委員会」に西尾幹二電通大名誉教授(新しい歴史教科書をつくる会元代表)が出てなんとかかんとかぬかしておったが、昔はエエ加減なこと主張して一般大衆に詐術を弄するんは公害モノの本とか日教組とかの左巻きの連中ばっかやったけど、それがどうも右側の連中にも出てきたか、て印象である。


 大体このおっさんには、「雅子内親王殿下は仮病」とか、根も葉もないことを主張する前科があるんで、その言うところに傾聴する気ィが全然起こらんのだわ。それは、「小泉内閣は200兆以上も赤字国債を積み上げた」ちゅうた具合に今回も遺憾なく発揮されておる。わしもちゃんと調べた訳ではないが、小泉内閣プライマリーバランス(単年度黒字)を達成さしたことあるんちゃうんけ?


 「日本が『大東亜戦争』を戦ったからアジア諸国が解放された」ちゅう発言に至っては、呆れるより他あらへんわい。これは、三宅のジジイが言うてるように「後付の理屈」であって(歴史の研究者にとって恥ずべき行為である)、昔、自民の某アホ閣僚が「総督府時代に日本は朝鮮にいいこともした」ちゅうてたんとおんなしである。宗主国の利益を図る目的で植民地に鉄道引くんはどこの国でもやっとることで、取り立てて論じる価値なんかあらへんやろう。エエとこ、「田嶋陽子の右翼バージョン」やな。


 家永三郎・元東教大教授(故人)執筆の日本史教科書も確かにえげつない代物やったとは思う。なんせ、江戸幕府の職制図で若年寄を老中配下にしたり(どっちも将軍直属じゃアホ)、蘭和辞典『ハルマ和解』を日蘭辞典や言うてみたりと、これだけでも家永には歴史教科書を執筆する資格がないて断定でけるやろう。家永のもっとあかんとこは、「近世の農村の非民主的な状況」やなんてトンチンカンなことを平気で教科書に書くとこである。封建時代の農業の様子を観察するんに何で民主的か否かの判断が要んねん?とまあこういうように、左側かてお粗末なんがおったんもホンマや。しゃあけど、今の日本人は全体的に劣化しとるやろうから、右も左もよりアホんなって来てるんはまあ間違いあらへんやろう。


 歴史教科書は歴史小説とちごて、歪曲は絶対に許されん。然るに、西尾がごとき虚言癖のある男がいちびってテレビ出演さらして、戦争賛美派に都合のエエことほざいとるんを見てると、めっちゃ不愉快になってくるわい。どうしても大東亜戦争を正当化したいんやったら、林房雄あたりから勉強して出直すべきなんやろうが、この男には「つくる会」を私物化して、同志に離反者が続出しとるちゅう噂もあるから、そないな謙虚な態度取れるとは全然思えんのである。家永同様、西尾にも歴史教科書をつくる力はない。