E-BOMBERのアホアホブログ

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「国防は国民の義務」がグローバルスタンダード

 憲法記念日にはまだ2日ほど早いが、憲法の問題すらよう解決せん情けない国の一貧民が憲法について益体もないブログを書くことにした。


 いわゆる「普天間問題」が鳩山政権の支持率を押し下げとるが、どうも民主党所属国会議員全般と国民の双方の国防意識の低調にこの原因がありそうやな。せやから、今の政権に対する同情の余地はまだありかて言われると、残念ながらそれはあらへん。でも、国防意識の低い国民の方がもっとあかん。政府は根性決めて、「9条があるから米軍基地がこないようさん要んねんど」て声を大にして言わなあかんねんやんけ。


 「最前線」の台湾に米軍基地ちゅうわけにはいかんし、八重山諸島も前線に近すぎてあかんし、フィリピンからも撤退させられたし、日本に先制攻撃を仕掛けれる部隊が1個もあらへんとなったら、北東・東南アジア双方に睨みの効く「沖縄」にしか米軍基地の置き場所があらへん。グァムからではコンパス伸ばしても海兵隊はアジア大陸に届かへんやろう。たとい日本が9条改正して、北東方面の守備を固めたとしても、沖縄県民には気の毒ではあるが、沖縄本島は、地政学的に見ても基地立地に最適な場所やねんな。気候もエエしの。


 まず、「自衛隊基地」と「米軍基地」とで、受け入れ先住民の感情が相当違うんは事実やろうのう。例えば、「伊丹空港廃港」が決まって、これを「航空自衛隊伊丹基地」にする言うても、伊丹には陸自中部方面総監部も同第三師団もあるさかい、大規模な反対運動は起こらんとは思う。ただ、殴り込み機能のあらへん自衛隊を置いたかて国防強化にも何にもならん。何時でも敵に殴り込みかけれる軍事力でなかったら抑止力にならんに決まったある。今すぐはムリにしても、中長期的にはJAPAN MARINEを創設して「日本人」に周辺を睥睨さすことも考えるべきではなかろうか。周辺住民かてコトバの通じへん大男がおる基地よりかは受け入れやすかろう。


 日本人てホンマ律儀な国民やな。何で「1946年憲法は自主憲法と違うさかい、こんなん国会決議によらんと一方的に停止して自主憲法に改めてもかめへんがな」て発想が出て来ェへんかったかのう。新憲法明治憲法よりも長い歴史を重ねてしもたんで最早一方的停止がでけるレベルではのうなってしもたし、被占領民の反乱を恐れてか「日本国憲法」を硬性憲法にしたんはGHQ最大の過ちやったかも知れん。この憲法はどの国の憲法にかてあるやろう国民の「国家に対する忠誠の義務」も「国家を防衛する義務」すらもあらへん「欠陥憲法」である。しかも、「陸海空軍その他の兵力はこれを保持せず」ちゅうといて自衛隊を保持するやなんて、大人が子供にどないやって説明したらエエかもわからん憲法てどないやねん?「戦争の永久放棄はプログラム規定」やちゅうことを小中学生にちゃんと説明でける大人なんざそないおらん思うど。


 「国防の義務」いうたかて、徴兵制施行やなんて短絡的な発想しやんでもエエねん。国が自衛隊員の採用枠を拡大して、防衛関係予算の割合を高うするだけでもエエねん。赤字国債の積み上げにつながるんが頭の痛いとこやけど、今まで何もやって来ェへんかったんを、やることに改めるだけのこっちゃんけ。それにやな、手前味噌もエエとこやけどの、こないしてブログに国防に関することを思いつくがままに書き連ねるだけでも、国防の義務の一端を担ってると解釈してもかめへんのんと違うかな?


 政府は、「平和・友好」やなんて美辞麗句を弄して国民を欺瞞することなしに、憲法9条を改正する必要があるちゅうことを、国民にちゃんと説明する義務がある思う。でもなあ、それを現政権に求めるんはムリや。何せ、民主党には党の綱領すらあらへんそうやし、そんなんすらよう制定せん政党に、国の形を決める憲法制定作業なんかでけるわけがない。その意味では、民主を中心とする現内閣に政権担当能力はナイ。せやかて、森や青木のおる自民の「ブラックボックス政権」復帰やなんてゴメンやけどの。雨後の筍みたいな新党に票を投じるほどの酔狂でもなし、次の参院選には白票を投じに行くことになるかもわからん。