E-BOMBERのアホアホブログ

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JRは全列車特急券なしで乗車でけるようしやんとあかん

 日付は4月25日になった。


 また、塚口-尼崎間脱線事故の日を迎えた。


 さらに先日、検察審査会は事故当時のJR幹部の不起訴処分を不当として強制起訴すべきとの表決を下した。


 それでも、107人は帰っては来ない。未だ苦しんでいる人もいるのではないだろうか。


 それを承知の上で、省エネで環境に及ぼすインパクトが小さく、安全性の高い交通機関である鉄道の復権を願わずにはいられない。3大都市圏以外の地域では、鉄道は半ば等閑視されておるのではなかろうかと思うが、地域格差なく利用率が高くならなければ鉄道復権とは言えぬ。人口密度が高い地域では待たずに乗れる列車も、地方ではそうではない。やっと来たかと思っても、特急は特急券なしでは乗れない。


 これだからJRはダメなのだ。「特急」「急行」「準急」の種別を残したり復活させたりするのは結構だが、「特急券」などの優等列車乗車料金は即刻廃止すべきであると考える。


 本来なら鉄道が果たすべき地方での中小都市相互間の輸送さえ、現状ではバスに蚕食されてしまっている。東名高速バスなど実は不要であり、それは鉄道がその使命を放棄しているから存続しているのだ。JRの幹線に料金なしで自由に乗り降りできる優等列車が走っておれば、バスのつけ入るスキなどなかったのだ。しかるにJRはそのブサイクな「運賃・料金体系」のために、本来確保でけてる乗客をみすみす逃しとんねんやんけ。


 そこでや、この際JRは「特急・急行料金」の制度を廃止してやな、全列車乗車券だけで気兼ねなしに乗れるようしたったエエんちゃうけ?


 その代わり、料金のあるなしでアコモデーション(接客設備)に格差をつけるべきことはいうまでもない。グリーン車乗るには現在よりも値上げするんは致し方なし(現行の特急料金+現行のグリーン料金+α)や。特急・急行・準急の指定席は現行の特急とおんなしアコモデーションのデッキつきリクライニングシートとして、料金は現行の特急料金(指定席)並みにしたらエエ。自由席はデッキなしの3扉転換リクライニングシート(JR西の快速・新快速電車用の221系か223系同等)が適当やろう。当面は特急用車両の一部を自由席として「開放」するんが現実的やろうとは思うが。


 前にも書いたが、運賃は完全に距離逓減制運賃として実質大幅値下げを断行して、減益分はグリーン料金や指定席料金でその一部を埋めて、基本は薄利多売で凌ぐのである。少子高齢化でパイが小さなってるんが辛いとこやが、トータルではマイカー利用より大幅に安上がりやから、定着さすことは可能や思うど。


 せやけど何でこんなことすらJRは実現でけんかね。組織が大きなると慣性質量が大きなり過ぎて、やらんならん改革が後手後手に回って、ハタンしてから後悔するしかあらへんのやろか?小栗忠順によると、江戸幕府は幕閣連中が『まあどないかなるやろ』言い合うてるうちに倒されたそやないか。